日本芸術文化振興会トップページ  > 芸術文化振興基金  > 芸術文化振興基金について  > 助成事業事例  > 平成26年度  > penalty killing

芸術文化振興基金

penalty killing

トップレベルの舞台芸術創造事業 演劇

風琴工房
助成金額 5,700千円

活動概要

風琴工房は社会の現況とあるべき姿を演劇という手法で徹底的に分析し、物語のかたちで提示していくことを目的とし、1993年に設立。自殺者が増加している現代社会では「いかに生きればよいか」ということが不明瞭になっていると考え、「生き方のモデル」「希望のモデル」を提示することを意識した演劇活動を行っている。

演劇作品「penalty killing」は、2015年2月にスズナリ(東京都世田谷区)において7日間で11回上演。タイトルとなっているpenalty killingは、アイスホッケー用語で、試合中のペナルティによって自分のチームの選手が退場し、相手チームより人数が少ない状況で戦うことを意味する。作品は、プロの弱小アイスホッケーチームの奮闘を描いた物語。生きることの喜びを演劇という手法で描き出すことで、現代を生きる観客に勇気を与えるとともに、現状の打開策を提示した。

penalty killing

penalty killing

助成を受けて

本公演では、アイスホッケーを舞台で行うという史上初の演劇表現に挑戦しました。助成を受けられたことで早い段階から稽古場で回転舞台を使用することが可能となり、時間をかけてトライアルを繰り返しました。リスクの大きいダイナミックな表現についても検討を重ね、ブラッシュアップをすることができました。

アイスホッケーという題材を演劇にするという点については苦労も多くありましたが、上演してみると観客からの支持も高く、追加公演を行うほどの盛況となりました。公演前には集客のために、アイスアリーナでチラシを配り、公演に来ていただいたお客様にキャッシュバックサービスを行うなどの工夫をしました。このサービスは、多くの人が利用していました。

本公演を通して、日頃演劇を見ないアイスホッケーファンを演劇に引き込むことに成功し、また演劇を楽しんだお客様がアイスホッケーの魅力に触れ、実際に観戦してみたいという声も多くありました。

公演終了後は、モデルとなったアイスホッケーチームのある栃木県の日光から公演のオファーがありました。演劇のフィールドに留まらない活動をしたいと考えてきましたので、長年の目標に一歩近づいたと感じています。

本公演を通して、演劇が果たせる可能性には、まだ更に広い余地があるということを改めて感じました。これからも新しい可能性に挑戦していきたいと感じています。

〒165-0027
東京都中野区野方6-50-10 MT野方307
風琴工房
Tel:03-5356-6142
URL:http://windyharp.org/(外部サイトへリンク)

その他の事例を探す

  • 舞台芸術等の創造普及活動
  • トップレベルの舞台芸術創造活動
  • 国内映画祭の活動
  • 映画製作への支援
  • 地域の文化振興等の活動
  • 基金部トップページへ
助成へ応募される方はこちら