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芸術文化振興基金

第42回相模人形芝居大会

地域の文化振興等の活動 民俗文化財の保存活用活動

相模人形芝居連合会
助成金額 300千円

活動概要

相模人形芝居連合会は、相模人形芝居の保護・育成を図るための適切な方策を講じ、その保存に寄与することを目的に1971年に設立された。

相模人形芝居は、三人遣いと鉄砲差しという独特の操法を特徴とし、現在は神奈川県内で活動する5座(下中座、長谷座、林座、前鳥座、足柄座)のみがそれを継承している。

相模人形芝居大会は、普段はそれぞれの地元で活動を行っている5座が一堂に会するもので、日頃の活動の成果を披露するとともに、郷土芸能の保存伝承及び普及啓発を図ることを目的として開催している。

第42回は、2015年2月14日に南足柄市文化会館(神奈川県南足柄市)にて開催(実施回数1回)。公演だけでなく、公演の合間に出演団体が人形芝居教室を実施したり、休憩時間にロビーサービスを行うなど、人形に触れる機会も設けた。

箱根霊験記 瀧の段

箱根霊験記 瀧の段

助成を受けて

相模人形芝居の特徴は、文楽と同様に一体の人形を主遣い、左遣い、足遣いの三人が協力して息を合わせて操る「三人遣い」と、人形のカシラ(頭の部分)を操作するときに、まるで鉄砲を構えたような格好になる「鉄砲差し」と呼ばれる独特の操法にあります。

大会は毎年開催していますが、収入は県の負担金と各座の負担金のみで、舞台の設営料やチラシの印刷費など、大会の経費を賄うことに苦慮しています。助成を受けることによって、舞台設営のための充分なスタッフを確保でき、各座員が公演に集中できる体制をつくることができました。

9年ぶりの南足柄市での公演で、今回の会場は、これまでの会場と比べて周辺人口が少なく、地の利がよいとは言えない場所でした。そこで集客のために過去の来場者へのダイレクトメールの送付や、タウン誌への公演情報掲載などを行うなど、多くのお客様にご覧いただけるように努力をしました。

その結果、近隣地域の方々が多く来場されるとともに、相模人形芝居の伝承団体が存在しない県東部や県外の方も来場され、盛会となりました。

私たちは相模人形芝居を未来に継承していくために、新たな後継者育成にも力を入れています。今後も大会を開催し続けるとともに、どうすれば来場していただいた観客から後継者になっていただける方が出てくるようになるか、ということについても掘り下げて考えていかなくてはならないと感じています。

〒250-0192
神奈川県南足柄市関本440 南足柄市市民部文化スポーツ課内
相模人形芝居連合会
Tel:0465-73-8062

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