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芸術文化振興基金

フィールドワーク桐生プロジェクト

地域の文化振興等の活動 歴史的集落・町並み、文化的景観保存活用活動

ファッションタウン桐生推進協議会
助成金額 1,200千円

活動概要

ファッションタウン桐生推進協議会は、産・官・民という多様なメンバーによって構成された組織として1997年に設立。生活文化委員会、産業活性化委員会、まちづくり委員会、FTネット委員会、未来創生委員会からなる体制で、地域産業のグローバルな発展を図りつつ、地域が有する伝統、歴史、自然環境などの資源と融合しながら、内発的で個性的なまちづくりを推進している。

フィールドワーク桐生プロジェクトでは、行政、まちづくり団体、住民による歴史的まちづくりの合意形成と協働を目的として、以下の5つの活動を実施。(1)群馬県桐生市の重要伝統的建造物群保存地区(「重伝建地区」)とその周辺の文化財についての聞き取り調査や研究会、講演会の実施。(2)調査研究成果をリーフレットや小冊子として発行し、住民に無料配布。(3)重伝建地区の空き家などの片付け作業の指導。(4)修景修復工事のために設営した古材や調度品の保存を行う古材バンクの運営。(5)かつてこの地域に滞在した渡辺崋山(江戸後期の画家・思想家)の足跡をたどるツアーの実施とまち歩きのためのマップの作成。

実施期間は、2014年6月1日から2015年3月31日。実施場所は、国指定重要文化財彦部家住宅、桐生新町重伝建地区、桐生市内の歴史的風致維持向上地区。

ボランティアによる旧織物工場の清掃作業の様子

国指定重要文化財彦部家住宅でおこなわれた
研究成果の報告会

助成を受けて

これまで3年間助成を受けており、地域での聞き取り調査や実測調査を行ってきました。その成果として桐生の重伝建地区の特徴や具体的な物件例を紹介した「桐生新町デザイン集」や「桐生新町織物産業史近代建築図」などのリーフレットを刊行。それらを重伝建地区の住民に対して、当該地区の重要性を理解してもらうために配布してきました。芸術文化振興基金助成事業への応募のきっかけは、重伝建地区に住む方々とともに「町並み」について考える研究会を立ち上げたいと考えたことでした。

この地域では、伝統的な家屋の所有者が高齢化してきています。このためボランティアの協力を得て、家の清掃・除草作業を行いました。20名くらいで片付けを行うと短時間で作業が終わりました。所有者の負担を軽減できる上、当プロジェクトの会員にとっては達成感が味わえる、お互いメリットのある作業でした。また、重伝建地区とその周辺の文化財についての聞き取り調査は、20軒ほど実施しましたが、話を聞いていく中で、その家のルーツがわかったり、これまでにはない資料を発見できたりしました。

このように継続して活動を行ってきたこともあり、数年前よりもまちの人々に歴史まちづくりの意識が高まってきたように感じています。今後は、市内の歴史研究団体やまちづくり団体と連携して、歴史的な事実を整理していきたいと考えています。

〒376-0023
群馬県桐生市錦町3-1-25 桐生商工会議所
ファッションタウン桐生推進協議会
Tel:0277-45-1201
URL:http://www.kiryucci.or.jp/FTnet/(外部サイトへリンク)

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