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芸術文化振興基金

映画タイムマシン

国内映画祭等の活動 日本映画上映活動

公益財団法人川崎市文化財団
助成金額 100千円

活動概要

川崎市文化財団は、神奈川県川崎市における文化芸術の創造を促進し、市民がいきいきと心豊かに暮らせるまちづくりに寄与することを目的として、1955年に設立された。

映画タイムマシンは、子どもを対象とした映画の上映活動で、映画というタイムマシンに乗って、さまざまな時代をのぞいてみようという企画。日本の古典映画の上映を通じて、子どもたちに日本固有の豊かな映画文化に触れてもらう機会を提供するとともに、子ども達に普遍的に愛される映画がなにかを聞き取り、今後企画されるべき上映会のためのリスト作りを行っている。

2014年の夏休み期間中の6日間に川崎市アートセンター(神奈川県川崎市)にて実施。日本のアニメーション史の萌芽を感じることのできる日本の戦前、戦後のアニメーションを上映した。短編19作品を、Aプログラム8作品、Bプログラム11作品に分けて上映した。また小学4年生から高校生を対象とした音楽ワークショップも行い、子どもが映像文化に興味をもつきっかけも提供した。

グループでの音作りの様子

作品発表後に講師からコメントをもらう模様

助成を受けて

若年層を対象にクラシックな映画を上映することは、ひとつの挑戦でした。そこで、子どもがアプローチしやすくするためにワークショップを開催することにしました。ワークショップでは、サイレント映画専門の伴奏ピアニストを講師にむかえました。まず講師が音楽をつけた無声映画を子どもたちに鑑賞してもらい、その後に子どもたちに音のない映像に音をつける作業をしてもらうというものです。

短時間のワークショップでしたが音楽を楽しみながら映像を分析し、子どもたちがはじめて会った仲間と独自の映画音楽を作り出すことができました。今回の活動を通じて、子どもには本物と出会う芸術体験が大切であるということを改めて感じました。本企画は長期的な視点にたって準備しようと心がけていましたが、講師やスタッフの選定を妥協しなかったことがワークショップを成功に導いたと感じています。

上映会では、親子または祖父母と孫という組合せで鑑賞する姿が多くみられ、家族のコミュニケーションをうながしている様子でした。古い映画であっても、良質の作品であれば、子どもたちの反応がよい、ということも貴重な発見でした。

近年は、デジタル化が進みフィルムの上映機会が減っています。できるだけフィルムを上映する技術や質を保っていきたいと思っていますが、上映機会が少ないため研鑽の機会が少ないのが悩みです。また、こうした企画は集客の面で苦戦しがちです。今後は、広報をもっと工夫していく必要があると感じています。

〒215-0004
川崎市麻生区万福寺6-7-1
公益財団法人川崎市文化財団(川崎市アートセンター)
Tel:044-955-0107
URL:http://kac-cinema.jp/(外部サイトへリンク)

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