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芸術文化振興基金

地獄八景亡者戯II じんたろうと眠りの竜の巻

舞台芸術等の創造普及活動 演劇

株式会社人形劇団むすび座
助成金額 1,800千円

活動概要

人形劇団むすび座は、1967年に東海地方で初のプロの人形劇団として名古屋市に発足。以来、「子どもと子どもをむすびます」「人と人とをむすびます」を合言葉に、子どもたちの生活に近い場で人形劇を上演している。

現在、劇団員は約40名。1989年のアメリカ、カナダの招聘公演をはじめ、中国、韓国などでも活動を行う。年間の公演回数は、1,000回以上。

「地獄八景亡者戯II じんたろうと眠りの竜の巻」は、戦争をテーマとした小学生向けの約1時間半の作品。前作「地獄八景亡者戯 じんたろうとつくも神の巻」が好評であったため、その続編として企画された。内容は、主人公のじんたろうが戦争中の世界にタイムスリップし、戦時中のさまざまな出来事を体験しながらヒトやモノを救い出すために奮闘するというファンタジー。2015年3月に滋賀県東近江市の東近江市八日市文化芸術会館で1回上演。

「地獄八景亡者戯II じんたろうと眠りの竜の巻」

「地獄八景亡者戯II じんたろうと眠りの竜の巻」

助成を受けて

私たちの主な活動拠点は東海三県(愛知県、岐阜県、三重県)ですが、今回は他の地域の子どもたちにも見てもらいたいと考えました。協力者を探したところ、滋賀県東近江市八日市文化芸術会館が名乗りをあげてくれたため、滋賀県で開催しました。当劇団の知名度のない地域で、採算の望めない公演であったため、助成金に応募しました。

平素は、幼稚園、保育園、小学校での公演を中心に活動をしていますが、近年、上演機会は減る傾向にあります。予算的な理由としては、市町村合併などで観劇予算が確保できなくなる、幼稚園、保育園では市直営から民間委託になったことで予算が確保できなくなるといったことがあげられます。また、小学校では授業数確保のため舞台鑑賞をやめるところがあったり、保育園の体制の変化によって1日2回公演が行えなくなったりしています。

上演機会が減ることで、劇団の経営も厳しくなっており、作品創造のための外部スタッフへの依頼をやめざるをえない状況にあります。

本公演では、戦争を次世代の子どもたちに語り継ぐというテーマに挑みましたが、助成金を受けたことで、愛知県の一流のスタッフに関わってもらいながら、作品創造に集中する時間を充分に確保できたため、上質で芸術性の高い舞台を創ることができました。子ども向けの事業でしたが、おもいがけなく大人のお客様にも多くご来場いただき、継続して行ってほしいなどの要望もあり、今後の活動の自信につながりました。この公演を足がかりに、滋賀県での事業を継続的に行っていきたいと思っています。また、公演だけでなく人形劇の講座の開催や、アマチュア人形劇サークルの養成などにも取り組みたいと考えています。

〒459-8001
愛知県名古屋市緑区大高町字川添86
株式会社人形劇団むすび座
Tel:052-623-2374
URL:http://www.mc.ccnw.ne.jp/musubiza(外部サイトへリンク)

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