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芸術文化振興基金

劇団青年座第207回公演『横濱短篇ホテル』

トップレベルの舞台芸術創造事業 演劇〔年間活動支援型〕

有限会社劇団青年座
助成金額 10,700千円

活動概要

劇団青年座は、トップレベルの舞台芸術創造事業の年間活動支援型として以下の活動にも助成を受けている。
○劇団青年座第208回公演 『崩れゆくセールスマン』助成金額:7,200千円
○劇団青年座第209回公演 『LOVE,LOVE,LOVE』助成金額:6,800千円
○青年座・セレクションVol.5『夜明けに消えた』助成金額:5,400千円

劇団青年座は、昭和29年当時劇団俳優座に在籍していた10名の若手俳優により創立され、既成の作家に捉われず、戦後派小説家や若手劇作家の作品を大胆に上演している。上演作品は、創作劇の他、先駆者的実験劇、近代古典、海外作品、ミュージカル等、幅広いレパートリーを有する。

本活動『横濱短篇ホテル』は、現代日本を代表する劇作家の一人マキノノゾミ、演出家宮田慶子、美術プランナー土岐研一、舞台監督尾花真をはじめとするスタッフにより作り上げたもの。マキノノゾミと宮田慶子のコンビは1994年『MOTHER』、1997年『フユヒコ』、2001年『赤シャツ』と3作を作り上げ、全てが演劇賞に絡む高い評価を得た息の合ったコンビである。また、出演者にはこれらの3作品に出演した青年座を代表する俳優、横堀悦夫、大家仁志、津田真澄、椿真由美をメインに配した。作者の意図を充分に膨らませることができる役者たちである。

今回の作品は、短編作品を7話つなぎ合わせたオムニバス形式の作劇である。舞台は、ある老舗ホテルの中のみで行われる。場としては2種類の客室、喫茶室、ロビーラウンジが設定され、時代が1970年から5年ずつ進んでいき、最終7場では現代に飛ぶ。

紀伊國屋ホールという極めて狭い舞台の上で、短い転換内で鮮やかに表現していく高い技術と発想の転換は、高い技術力を持つスタッフにより作り上げることができた。

二人の演劇部の女子高校生が、ちょっとした運命のいたずらで、一人は映画スターに一人は脚本家になっていく。しかしそれは決して順風満帆の途ではない。切ない恋やつらい思いを経験しながら二人は年を重ね初老に至った。その涙と笑いにあふれた人生は、観ている者の心をあたたかくした。

撮影=坂本正郁 左から 椿真由美、大家仁志

撮影=坂本正郁 左から 津田真澄、横堀悦夫

〒151-0063
東京都渋谷区富ヶ谷1-53-12
有限会社劇団青年座
Tel:03-3467-0439
URL:http://www.seinenza.com(外部サイトへリンク)

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