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芸術文化振興基金

伝統的瓦葺技能研修会

地域の文化振興等の活動 伝統工芸技術・文化財保存技術の保存伝承等活動

特定非営利活動法人日本瓦葺技能継承甍会
助成金額 2,200千円

活動概要

特定非営利活動法人日本瓦葺技能継承甍会は、昭和62年に前身の「甍会」を立ち上げ、伝統瓦葺きの技能・技術の普及を目的に設立された。全国の伝統技能取得希望者を対象とした「甍技塾研修会」を京都で開催するとともに、地方の技能者育成と、より充実した活動の普及継続を目的に、実技講習を主体とした「全国移動研修会」を開催。同時に、全国各地の国宝・重要文化財の見学研修会や現場講習会を開催してきた。現在までに研修会修了者を述べ550超名輩出し、参加者は各地において、技能の継承に尽力している。

「伝統的瓦葺技能研修会」は、各地方に残る日本建築、地域文化財保存修理等の伝統的瓦葺施工に従事する瓦葺技能者に対して、講義・実演・見学・実習を行い、伝統的瓦葺技術の保存に必要な知識・技能・技術の習得ならびに資質の向上を図るものである。各地方に点在するその地方で残さなければならない瓦文化を保存継承し、後継者育成に努める人材育成を図ることを目的としている。

本活動「伝統的瓦葺技能研修会」は、平成25年7月~平成26年3月、静岡県袋井市の(株)瓦粋研修場(東日本会場)、京都府京都市嵯峨のコミュニティ嵯峨野(西日本会場)で開催された。1回を4日間(34時間)で行うもので、初級では移動研修もあわせ年間2回、中級では年間で3回開催(12日間、102時間)された。

研修は初級・中級の2階級に分けて実施されるが、今回はそのうち中級の前期に当たる。中級研修は「地域の文化財工事に携われるレベルの技能者」が対象である。12名の研修生が伝統建築物修理技能者としての知識、理論、心構え等、座学講習を受けることで、基礎レベルの研修を受けた。文化財専門分野の著名な講師を招聘し、文化財修復技能者育成に欠かせない内容が伝承された。また、実践講習として実際の建物を想定して必要な瓦のテンプレートを作成し、これを用いて平瓦の展開図や振れ隅の原寸図を学び、寺社建築の基礎施工法を習得することができた。

各地方に新世代の修理技術後継者の卵を育てることができ、これからの文化財保護、技能継承につながる活動であった。

【初級研修】
西日本会場 京都市嵯峨 コミュニティ嵯峨野にて、
寺社建築瓦納まり原寸図講習風景。

【中級研修】
静岡県袋井市 (株)瓦粋研修場(東日本会場)に於ける、寺社建築入母屋架台を用いての実技講習風景。

〒437-0062
静岡県袋井市泉町1-4-4
特定非営利活動法人日本瓦葺技能継承甍会

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