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芸術文化振興基金

一人操り伝統人形芝居の実演

地域の文化振興等の活動 民俗文化財の保存活用活動

特定非営利活動法人 阿波の門付け芸保存会
助成金額 900千円

活動概要

一人操りの伝統人形芝居は、古くから市民に親しまれ、各地の伝統人形芝居として定着してきた。しかし、娯楽の多様化や、急速な経済の発展による地域コミュニティの変質により、姿を消した人形座も少なくない。その中で、今日まで一人操りによる人形芝居を伝承してきた稀少な座やグループを招聘して、伝統人形芝居の魅力を発信し、伝統人形芝居の振興を図った。

本活動「一人操り伝統人形芝居」は、平成25年11月16日、徳島県名西郡石井町中央公民館ホールで実施された。人形劇場たけのこ(香川県さぬき市)による「十九の春」、乙女文楽 桐竹繭沙也(大阪府大阪市)による「鷺娘」、佐渡人形芝居 常盤座(新潟県佐渡市)による「義経千本桜 大物浦の段」、阿波木偶箱まわし保存会(徳島県徳島市)による「三番叟まわし」「箱廻しメドレー」が上演された。また、豊澤町子による義太夫三味線、山上明山による尺八、邦楽藤浪会による演奏が花を添えた。

今回出演した一人操りの伝統技法を伝承する四座は、近世から近代にかけて発達した独特の形態を持つ。香川の熟練された人形芝居、舞台芸として磨かれた大阪の乙女文楽、庶民の娯楽としての佐渡人形芝居、神事芸能ともいえる徳島の三番叟まわしを招聘し、上演したことにより、伝統人形芝居の多様性を楽しませる公演となり、幅広い市民層に鑑賞してもらえる機会となった。

また、それぞれの座の成立過程や盛衰を紹介することで、伝統人形芝居の歴史やつながりを学ぶ場ともなり、多様な一人操りの伝統人形芝居の持つ魅力を再評価する機会となった。

阿波木偶「三番叟まわし」

〒779-3112
徳島県徳島市国府町芝原字神楽免158
特定非営利活動法人 阿波の門付け芸保存会
Tel:088-642-0749

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