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芸術文化振興基金

東京・ソウル・台北・長春─官展にみる近代美術

地域の文化振興等の活動 地域文化施設公演・展示活動(美術館等展示活動)

福岡アジア美術館
助成金額 2,200千円

活動概要

20世紀前半の官設の公募展(文展・帝展、朝鮮美術展覧会、台湾美術展覧会・台湾総督府美術展覧会、満洲国美術展覧会)は、当時の日本政府が文化政策の一環として実施したため、審査制度等に対する問題も指摘されているが、一方で作家にとって学習・研鑽の機会、新人の登龍門にもなった。本活動はこれらの公募展に光をあて、日本、韓国(旧朝鮮)、台湾及び中国東北部(旧満州)における近代美術の諸相を紹介する活動である。

福岡アジア美術館による本活動「東京・ソウル・台北・長春-官展にみる近代美術」は、平成26年2月13日~3月18日、同館の企画ギャラリーにて実施された。

キム・ギチャン(韓国)の『或日』、チャン・ウソン(韓国)の『画室』、イ・インソン(韓国)の『窓辺』、リン・ユイャン(台湾)の『故園追憶』、グオ・シュエフ(台湾)の『円山附近』、チェン・チェンボー(台湾)の『初秋』、黒田清輝(日本)の『もるる日影』、安井曾太郎(日本)の『承徳喇嘛廟(しょうとくらまびょう)』、新海竹蔵(日本)の『砧』をはじめ、129点の作品が展示された。

本展が対象とする領域の近代美術についての理解を助けるために、専門家を招いた集中講座や担当学芸員によるギャラリー・トーク等、一般に向けた教育プログラムも実施された。

各作家の優れた作品を展覧することで、北東アジア全体の近代美術を概観し、比較検証する土台を築くことができた。また単独では見えてこない共通性や特性も明らかになり、歴史的事実を伝えつつ、各国・地域で独自に成立したそれぞれの美術の社会的背景がうかがえた。

チャン・ウソン『画室』1943年
リウム三星美術館所蔵

グオ・シュエフ『円山附近』1928年
台北市立美術館所蔵

〒812-0027
福岡県福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル7・8階
福岡アジア美術館
Tel:092-263-1100

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