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芸術文化振興基金

雨引の里と彫刻2013

舞台芸術等の創造普及活動 美術の創造普及活動

雨引の里と彫刻実行委員会
助成金額 3,500千円

活動概要

雨引の里と彫刻実行委員会は、茨城県桜川市の旧大和村の里山や集落を舞台に、彫刻を通して田舎の風景を再認識することを目的として、参加作家各人が地域内を丹念に調査し、全体での調整を重ねたうえで、希望の場所に作品を展示する野外彫刻展を実施した。

前回展「雨引の里と彫刻2011」では、“冬のさなかに”と題し、凛とした冷たい空気と彩度を落とした真冬の風景の中の展覧会を試みた。雪景色のスタートは真冬の開催にふさわしく、充実した作品の並ぶ展覧会であったが、会期終了直前に東日本大震災が発生したため展覧会はやむなく閉鎖。農業、石材産業を主とするこの地域にも震災の被害は及んだ。幸い作品の倒壊はなく、この展覧会における作品の安全管理の高さを示したが、参加作家にとっては最後までやり遂げられなかった悔しさが残った。

9回目を迎える本活動は、9月から11月にかけての2か月間、参加作家38名の作品が、大国玉地区にて展示され、会場来場者数約8,500名と、過去最高となった。

秋のさわやかな風や里山の美しさを体感しながら点在する作品群をオリエンテーションのように巡る楽しさは、まさにこの展覧会の醍醐味である。期間中に行われた2回のバスツアーによる鑑賞会、3回のワークショップも好評であった。

地元の中学校がこの展覧会を美術の授業に取り入れるなど、地域の教育活動にも貢献できる活動となり、本活動を通じて作家と地域との接点ができ、地域の活性化の一端につながっている。日本の里山の美しさと彫刻の持つ力を体感しながら、芸術家の表現活動と社会との関わりを探るうえでも、示唆に富む展覧会になった。

戸田裕介「水土(すいど)の門/天地を巡るもの」

國安孝昌「雨引く里の竜神2013」

〒300-4408
茨城県桜川市真壁町真壁198
桜川市教育委員会生涯学習課(真壁伝承館内)

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