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芸術文化振興基金

薔薇の人

現代舞台芸術創造普及活動 舞踊 現代舞踊

薔薇ノ人クラブ(東京都中野区)
助成額 900千円

活動概要

代表の黒沢美香は、1985年、2年間からの文化庁在外研修(ニューヨーク)より帰国後、主として小スペースを中心として異なるジャンルのアーティスト等と即興性をベースとしながらダンスを捉え直す試みの作品創作・上演を継続。99年、ソロとしては過激な長時間の作品上演:黒沢美香ソロダンス「薔薇の人」シリーズを開始。


今回の公演では、「薔薇の人」黒沢美香・高野尚美編として、2010年秋に創作初演した「南国からの書簡」及び新作「南国からの書簡 -旅立ち-」を上演した。この「南国からの書簡」は、「薔薇の人」シリーズ初の振付家・ダンサー上原尚美を迎えた共同創作作品であり、≪二人だからこそできるソロダンス≫、≪二人だからできるソロダンスの行い方≫をダンス(作品)の形として呈示した。初演版に続く小道具担当:小林ともえの参加により、物語を進行しながら、ダンスとともに小道具や美術が創りだす時間の経過や空間が、作品の伏線として流れに変化を持たせ、新たに「二人で行うソロダンス」シリーズ作品を生み出すことができた。


今回のデュオ作品「南国からの書簡」を、ソロで行う<ダンスの考察>シリーズ「薔薇の人」の次なる展開への布石とし、<ダンスの時間>という場の意識提起を更に推し進めていきたい。そして、ダンスだからこそ生まれる・ダンスならではの「時間の深さ・強度が積み上がっていく課程」を観客と共に経験し、多様な観客層によるダンス・コミュニケーションの発信地としての一端を担っていきたい。

南国からの書簡 撮影:大洞博靖
南国からの書簡
撮影:大洞博靖

南国からの書簡 撮影:大洞博靖
南国からの書簡
撮影:大洞博靖


助成を受けて

この「薔薇の人」シリーズのようなダンスの可能性を探る実験的な取り組みは、活動を継続していく事にも意味があり、単発的(単年度)活動への助成支援であるとしても、創作活動を継続していく過程として大きな支援となっている。出演者・スタッフの充実や創作の場である稽古場確保、本作品に大きな役割を占める小道具・美術の製作、会場費等、事業のソフト面及びハード面の環境を整えることができた。


〒164-0003
東京都中野区東中野1-6-2 諏訪ビル301 Dance in Deed!内
薔薇ノ人クラブ
Tel:03-3227-0279
E-mail: danceindeed@m3.dion.ne.jp
URL:http://www.k5.dion.ne.jp/~kurosawa/



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