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芸術文化振興基金

雪アートプロジェクト

多分野共同等芸術創造活動

特定非営利活動法人越後妻有里山協働機構(新潟県十日町市)
助成額 1,500千円

活動概要

平成12年、地域外サポーター「こへび隊」と地元ボランティアにより、第1回大地の芸術祭を開催した。その後平成15年、平成18年に芸術祭を開催し、平成20年、特定非営利活動法人越後妻有里山協働機構を設立。
日本有数の豪雪地で、周囲を山に囲まれた当地域は、過疎化、高齢化が著しく、度重なる地震の被害がさらに拍車をかけている。そんな状況から、地域に内在する潜在的な魅力、さまざまな価値を、アートを媒介として掘り起こし、世界に発信し、地域再生の道筋を築こうと、10年前に大地の芸術祭がスタートした。


越後妻有地域の「大地の芸術祭」を中心とした文化・芸術の力と地域・世代・ジャンルを超えた人々の志と協働によって育て、地域のアイデンティティの確立、雇用の創出、里山の保全を図ることで、住民が元気で誇りをもって暮らし、訪れる人々と夢や希望を分かち合える21世紀のモデル地域をつくることを目的とする。

今回、夏だけではなく四季を通じて越後妻有に訪れ、半年間雪に閉ざされる冬も体験したいという来訪者等からのリクエストを受け、冬場の開催とした。厳しい環境下で、古くから農業を営み暮らしてきた人々の力強さや、雪本来の美しさを体験してもらい、都市生活ではできない「場」の持つ力を感じ、現代生活のあり方を考えるアートプロジェクトを展開した。


松代城山の会場では、一万個の発光LED“光のたね”を、来場者が雪原に植えて花畑を作り、一夜限りの春を届けた。また、かまくらの中にLEDを埋め込みプラネタリウムのような空間を作り上げた。
さらに、14名の新潟在住のアーティストが集結し、多様な雪のアートを見せる雪のギャラリーロードや、松代で使われていた大ぞリをリニューアルし、引っ張り合いを楽しむプロジェクトを行なった。アートによる雪イベントの可能性を提示することができ、雪の楽しみ、雪の魅力を感じ、訪れる人ばかりでなく豪雪地に暮らす住民にとっても、芸術に触れるハレの日となった。



高橋匡太「Gift for Frozen Village 2012」
Phot Osamu Nakamura


高橋匡太「Gift for Frozen Village 2012」
Phot Osamu Nakamura



助成を受けて

助成を受けたことによって、地域内外に幅広く広報することができ、これまで美術に縁の遠かった人々、若者や親子連れまで多くが訪れ共に雪の中のアートを楽しむ機会ができた。
また、サポーター活動費が確保できたことで、首都圏のサポーターがアート作品の制作やイベント運営に取り組むことができ、アートを媒介とした交流を促進することができた。


〒942-1526
新潟県十日町市松代3743-1

Tel:025-597-3770
E-mail:info@tsumari-artfield.com
URL:http://www.echigo-tsumari.jp/



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