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芸術文化振興基金

比和牛供養田植の伝承公開

地域の文化振興等の活動 民俗文化財の保存活用活動

比和町郷土芸能振興会
助成金額 1,000千円

活動概要

 比和町は、古くは「古事記」にも登場する比婆山の裾野に位置し、豊かな自然と先人たちの知恵を多く受け継いでいる地域である。

 比和牛供養田植は、信仰と音楽と労働の三要素を含む大がかりな神降ろしの儀式に用いられ、鳴り物揃いで賑やかに行われた儀式田植であり、700年前伯耆大山の社人をこの地に迎え太鼓踊りの技法を伝えたのが起源とされている。比和の牛供養田植では神降ろしの歌曲として「大拍子」を伝承しており、太鼓打ちの技法が原形のまま伝承されているのが特色で、昭和46年に広島県無形民俗文化財に指定されている。

 牛は農宝として家族同然に大切に取り扱われており、牛供養の際には、供養牛は神仏混淆のお祓いを受け、背中に「農宝」の幟をつけて代掻きをする。
 永く郷土に伝承されているこの行事を、先祖伝来の貴重な財産として4年に1度伝承公開している。市民はもとより、小・中学校の協力も得て実施しており、市民相互の親睦と心のふれあいを深める核となる行事である。

 平成24年5月27日、露払いを先頭に綱布令・代宰領等・供養牛・大太鼓・小太鼓・早乙女による供養田まで迫力ある道行が始まった。供養田では早乙女の苗取りに続き、祈禱を受けた20頭の供養牛による勇壮な代掻きを行い、サゲと早乙女の掛け合い調子で歌われる「大拍子」「植拍子」に合わせ田植えが行われる。15アールの田圃すべてを植え終了となった。

供養牛20頭による勇壮な代掻き
供養牛20頭による勇壮な代掻き

サゲと早乙女による掛け合い調子で進む田植
サゲと早乙女による掛け合い調子で進む田植

 



助成を受けて

 親子2代の出演者も多く後継者も順調に育っており、今後も長く伝承してくれるものと期待している。助成を受けたことで宣伝効果が大きく、集客の力となっており、大勢の観光客の見守るなか郷土の伝承技法を披露でき後継者の育成の大きな励みとなっている。

〒727-0301
広島県庄原市比和町比和1342
比和町郷土芸能振興会
Tel:0824-85-2698



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