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(映画応援団-シネマエール東北)

芸術文化振興基金

東日本大震災被災地及び避難地域等における上映活動
(映画応援団-シネマエール東北)

国内映画祭等の活動 日本映画上映活動

一般社団法人コミュニティシネマセンター
助成金額  7,000千円

活動概要

 一般社団法人コミュニティシネマセンターは、日本各地のミニシアターやシネマテーク(公共の映画専門館)、映画祭、シネクラブ(自主上映)といった地域の公共上映を推進するための活動を行っている。平成8年の「映画上映ネットワーク会議」開催を端緒として、全国の上映者のネットワーク作りを進めながら、任意団体として様々な活動を展開、平成21年4月に一般社団として法人化した。
 「シネマエール東北」は、東日本大震災の後、「被災地に映画でエールを送りたい」という全国の上映者の思いを伝えるために、コミュニティシネマセンターが、みやこシネマリーン、特定非営利活動法人20世紀アーカイブ仙台、山形県映画センター、山形国際ドキュメンタリー映画祭とともに進めたプロジェクトで、東日本映画上映協議会(日本映画監督協会/映職連、ジャパン・フィルムコミッション)の共催も得ることができた。
 それぞれの地元である岩手県、宮城県の地元を中心とした上映会を行い、山形県からの2団体は福島での上映会を担当し、平成23年6月に開始してからの約2年間で400回を越える上映会で、1万5000人を越える人たちに映画を楽しんでいただくことができた。

 平成24年度は、助成対象活動として採択され、岩手、宮城、福島の三県の沿岸部を中心に約30に及ぶ市町村、124会場で、のべ161回の上映会を開催し、参加者は約8,000人に達した。これまでに上映した作品は50作品を越えているが、そのほとんどが、松竹、東宝、東映、東和プロモーションなどの映画会社から無償で提供されたもので、上映する会場の状況、参加者の年齢層や希望に応じた映画を上映することができた。
 平成23年度は避難所や仮設住宅での小規模な上映会がほとんどであったが、東日本大震災から1年余りが経過した平成24年度には、被災地域の復興・復旧に伴い、公共文化施設の使用も可能となり、被災地の文化事業、祭りやイベントの再生、復活を支援するための活動も実施することができた。サイレント映画の活弁・演奏付上映会、監督や俳優をゲストに迎えた上映会や野外上映会など、いずれも100人を超える観客を集めることができた。

 今回は特に、宮古市、石巻市、釜石市等で、新しい街づくり・文化事業にかかわる人たちとともに事業を成し遂げた経験は、次年度からの活動の在り方を考える上での大きな指針となった。

仮設住宅の集会所での上映会
仮設住宅の集会所での上映会

小学校の体育館での上映会
小学校の体育館での上映会

 



助成を受けて

 上映会の8割以上が仮設住宅等での小規模な入場無料の上映会であり、活動資金を入場料収入でまかなうことは不可能である。個人の負担や募金だけでは活動資金は非常に不安定となり、被災者に寄り添う支援をしたいという気持ちはあってもできることが限られてしまう。助成を受けたことで、岩手、宮城、福島での活動を安定的なものとすることができ、160回もの上映会を開催することが可能となった。

〒150-0044
東京都渋谷区円山町1-5キノハウスビル5階
一般社団法人コミュニティシネマセンター(シネマエール東北東京事務局)
Tel:050-3535-1573
URL:http://cinema-yell-tohoku.com/



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