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芸術文化振興基金

2012年 地主薫バレエ団公演「コッぺリア」全3幕

舞台芸術等の創造普及活動 現代舞台芸術創造普及活動 舞踊

地主薫バレエ団
助成金額  3,000千円

活動概要

 地主薫バレエ団は、文化や時代の違いから難解な部分のあるクラシックバレエを、だれにでも解りやすいバレエとして楽しんでいただき、バレエを通して生きる喜びや活力を感じ、心豊かに幸せになってほしいという願いを込めて活動を続けてきた。

 平成24年度助成対象活動として採択された「2012年地主薫バレエ団公演『コッペリア』全3幕」も、「解りやすいバレエ」を実現するため、新たな演出・振付をはじめ様々な趣向を凝らした。
 「コッペリア」は、ポーランドの村を舞台に恋人同士のスワニルダとフランツが、変わり者のコッペリウス博士と、彼が作った人形館の窓辺に座る美少女人形コッペリアと関わりながら、結婚するまでを描いた楽しい物語である。
 新たな演出としては、第1幕で登場人物の性格をより明確にする表現を加えることで、ドラマ性を強めた。また、フランツの友人が人形館に忍び込み人形と入れ替わる場面を加えることで、第2幕で人形が突然動き出すという物語の不自然さの解消を図った。第3幕ではコッペリウスとスワニルダ達が和解する演出を加えた。コッペリウスはスワニルダ達とともに村の祭りに参加して、村人皆で村の一日を踊りで表現した。

 一方で、梅田芸術劇場のメインホールという大きな劇場で、どの席からも見やすいセットにすることに気を配り、衣裳や道具、プログラムに至るまでこだわりを尽くした。上演前に物語の筋を詳しくアナウンスし、幕が開くと同時に観客が物語に惹きこまれるような構成も行った。
 来場者は約1,800名におよび、地域へのクラシックバレエの普及という劇団の目標に、さらに近づくことができた。

2012 地主薫バレエ団「コッペリア」公演
2012 地主薫バレエ団「コッペリア」公演

2012 地主薫バレエ団「コッペリア」公演
2012 地主薫バレエ団「コッペリア」公演

助成を受けて

 バレエ団の掲げる「解りやすいバレエ」の実現には、演出、振付の明確さとともにダンサー達のレベルの高さも重要だが、それだけでは難しい。助成を受けたことで、設備の整った大きな舞台で開催することができ、舞台の広さに見合った美術を活用することで、新演出を実現することができた。

〒564-0053
大阪府吹田市江の木町27-16
地主薫バレエ団
Tel:06-4977-0095
URL:http://www.jinushi-ballet.com



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