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芸術文化振興基金

漆・うるわしの饗宴展-世界の女性作家による漆表現の現在

舞台芸術等の創造普及活動 美術の創造普及活動

漆・うるわしの饗宴展実行委員会
助成金額  900千円

活動概要

 漆芸は、伝統技術を基礎としているため伝統的形式に縛られやすいが、漆素材の造形性・装飾性に幅広い表現の可能性がある。その特性を活かし、現在、日本・中国・韓国・東南アジア・欧米において独自の漆芸表現が展開されている。

 平成24年度助成対象活動として採択された活動、「漆・うるわしの饗宴展」では、伝統ある素材や技法を使用しながらも、ひと味違う革新の表現を行っている女性の漆作家をクローズアップし、今までにない新しい漆表現を提案した。


 平成24年9月14日の東京会場山脇ギャラリーから始まり、10月6日からの京都会場では、京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAで、シンポジウムとパフォーマンスも交え開催し、10月27日からの福島会場では、喜多方市美術館を会場にパフォーマンス・アーティストトークも行い、11月25日までトータル53日間の活動を終了した。
 展示内容は、各国の漆表現の現在と変遷、各国の女性漆作家の漆表現コンセプトとプロフィール等で、展示作品すべてを収録した図録の販売、シンポジウムや参加作家ShaShaHigbyの漆装身具による舞踏パフォーマンスなども行った。

 それぞれ情勢の異なる国、異なる漆文化に生きる女性漆作家が漆をどう捉え、この時代をどう見つめているのか、漆表現の伝統と革新の挑戦と交差を試みる取り組みであった。相互理解を深め、新しい漆表現による多様な文化を発信することができた。
 また、福島展での活動を通し、被災地の方々の現状と復興の様子や、被災者への思いが、作家を通して各国へ伝えられたことは、今後あらたな震災復興の助けにもつながることになると考えている。

東京展展示会場
東京展展示会場

 KyotoArtistTalkの様子(京都)
KyotoArtistTalkの様子(京都)

 



助成を受けて

 9カ国の出品作家の作品輸送費や旅費を出すことができたことにより、シンポジウムをはじめとする交流活動に多くの作家が来日し出席したことは、工芸史上類を見ない展開であった。ポスター・チラシ、日英の両言語による図録や報告書等制作も充実したものとすることができた。また、多くの雑誌や11月11日放送のNHKテレビ「日曜美術館アートシーン」にも取り上げられ反響を呼んだ。

〒321-8505
栃木県宇都宮市峰町350宇都宮大学教育学部工芸研究室
漆・うるわしの饗宴展実行委員会
Tel:028-649-5361(直通)



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