歌舞伎公演ニュース

2019年6月5日

【6月歌舞伎鑑賞教室】

動画公開! 中村壱太郎が45年ぶりに“人形振り”を復活!

 絶賛上演中の6月歌舞伎鑑賞教室『神霊矢口渡』で娘お舟を勤めている中村壱太郎が、5月、文楽の人形遣いで人間国宝の吉田和生に、“人形振り”の指導を受けました。


 “人形振り”とは、俳優が人形の動きを取り入れて演じる演出です。今回の上演では、終盤で、恋する新田義峰を助けたいお舟が一大決心する重要な場面で、取り入れられます。

 今回の稽古は、平成11年(1999)11月歌舞伎公演『本朝廿四孝』「謙信館奥庭狐火」で、壱太郎の祖父・坂田藤十郎(当時、三代目中村鴈治郎)が八重垣姫を人形振りで演じた際に、和生の師・吉田文雀の指導を受けたという縁もあり、実現しました。


手先の細やかな動きまで確認


人形遣い役の動きも指導


 1時間ほどに及んだ稽古を終えて壱太郎は、「人形振りでやりたいとずっと意識していたので、今日教わったことをできる限り取り入れて演じたい。お客様には人形振りによる変化も楽しんで観ていただけたら。」と、公演への意気込みを新たにしました。


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 壱太郎の父で紫綬褒章を受章した中村鴈治郎が頓兵衛を、壱太郎がお舟を、それぞれ初役で勤めている親子共演の舞台です。坂田藤十郎が昭和49年(1974)3月明治座で演じて以来、45年ぶりのお舟の人形振りに、ご期待ください!
 なお、6月歌舞伎鑑賞教室では、お勤め帰りの方にもご観劇いただきやすい「社会人のための歌舞伎鑑賞教室」や、外国人のお客様にもお楽しみいただける「Discover KABUKI」の公演日もございます。最後まで目が離せないスリリングな展開で、歌舞伎を初めてご覧いただく方にも最適な作品です。皆様のご来場をお待ちしております!


 6月歌舞伎鑑賞教室『神霊矢口渡』絶賛上演中!
6月24日(月)まで




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