歌舞伎公演ニュース
2022年6月10日
【6月歌舞伎鑑賞教室】
『彦山権現誓助剣
-毛谷村-』
弥三松役で大健闘中!
小川綜真くんに
インタビューしました
絶賛上演中の6月歌舞伎鑑賞教室『彦山権現誓助剣―毛谷村―』。中村又五郎、中村歌昇、小川綜真の播磨屋親子三代の競演が話題です。一味斎孫弥三松で出演中の小川綜真くんは、中村歌昇の長男で現在小学1年生。一日二回公演の鑑賞教室で大健闘しています。
そんな綜真くんにインタビューしました。

――弥三松はどんなお役ですか。どんなことを考えて演じていますか。楽しいところ、難しいところはどこですか。
お母さんに会えなくて悲しいけれど、六助さんと頑張るお役です。じいじ(中村又五郎)とパパ(中村歌昇)と舞台に出られて楽しいです。ジッと座っていることが難しいです。
――じいじやパパから、ここを気をつけなさい、頑張りなさいと言われたところはありますか。
大きな声で話すことと、お唄をよく聞くことを教わりました。
――お園役の片岡孝太郎さんから、何か教わったことはありますか。
抱っこしてもらうときに、「しっかり掴まって大丈夫だからね」と教えてもらいました。
――舞台からは客席のお客様はどんな風に見えますか。
おばさま(お園)に抱っこされているときは、二階から見ているみたいに見えます。

――鑑賞教室は一日二回公演ですが、大変ですか。
一年生になって、学校にも行っているので、お勉強とお芝居と頑張るのが大変です。
――最後にお客様にメッセージをお願いします。
一生懸命頑張るので、たくさん観に来てください。

『彦山権現誓助剣―毛谷村―』
第二場「豊前国毛谷村六助住家の場」
一味斎孫弥三松(小川綜真)
数奇な巡り合わせで結ばれたヒーローとヒロインが敵討ちのため力強く旅立つ本作。綜真くんの演じる幼子・弥三松が物語の重要な鍵を握るほか、魅力的な登場人物たちが清々しい余韻を残すお芝居で、初めてご覧になる方でも解説付きで気軽に楽しめます。ぜひ劇場で、播磨屋親子三代の競演にもご注目ください!

親子三代の競演が話題の
中村歌昇、小川綜真、中村又五郎
なお、10日(金)・17日(金)は、お勤め帰りなどにご来場いただきやすい夜6時30分開演の〈社会人のための歌舞伎鑑賞教室〉もございます。また、23日(木)は静岡公演、25日(土)・26日(日)は神奈川公演もございます。
感染症対策を徹底して、皆様のご来場をお待ちしております。
【公演関連トピックス】
◇舞台写真を公開しました。みどころはこちら
◇中村又五郎、片岡孝太郎が意気込みを語りました!
◇聴覚に障害のあるお客様のためのポータブル字幕機貸出サービス(有料)
国立劇場チケットセンターはこちら ≫
