歌舞伎公演ニュース

2018年11月2日

【11月歌舞伎】
市川右團次・市川右近親子が
初日に向けて意気込みを語りました!

 11月歌舞伎公演『通し狂言 名高大岡越前裁』の上演に先立ち、11月1日、舞台稽古と囲み取材が行われ、初役で法沢後二天一坊を勤める市川右團次と、国立劇場初出演で大岡一子忠右衛門を勤める市川右近の親子が意気込みを語りました。

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(左より)市川右團次、市川右近



市川右團次
 このお芝居はとても思い出深く、昭和47年(1972)3月に国立劇場で上演された後、6月に私の師匠・市川猿翁(当時、三代目市川猿之助)が、京都の南座で天一坊を勤めました。実はそれが私の初舞台で、その際、大岡一子忠右衛門を勤めましたが、今回その役を倅の右近が勤め、そして私は、師匠の勤めていた天一坊を勤めることになり、とても深いご縁を感じています。
 天一坊は根っからの極悪人ではなく、若さゆえのふとした思いつきが悪事につながっていったのだと思います。若さゆえの“やんちゃさ”が見えたほうが、お客様に親しんでいただけるでしょうから、多少愛嬌もなくてはいけないと感じています。そのためにも、最初から悪人なのではなく、法沢と天一坊の変わり身を楽しんで演じられるよう、しっかりとお稽古して本番に臨みます。
 初舞台の時、私は8歳、右近も今8歳で、同じ年でこの役を勤めるのも嬉しいですし、観ていて当時を懐かしく思い出します。じっとしていなくてはいけない大変な役ですが、倅にはまずお芝居を楽しんでほしいです。

囲み取材には市川右近も登場!
 舞台稽古は「緊張するけれど、楽しい!」、あわや切腹という息詰まる場面の所作も楽しみながら稽古しているとのこと。国立劇場は「舞台も舞台裏もとても大きい」、大劇場ロビーの六代目尾上菊五郎「鏡獅子」の彫刻を観て「大きい!」と初めての国立劇場にワクワクしている様子でした。

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 市川右團次は襲名後、国立劇場に初出演。また、市川右近は国立劇場初出演です。親子共演にご期待ください!


11月歌舞伎公演は、3日(土・祝)から26日(月)まで
11時開演

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