歌舞伎公演ニュース

2019年9月5日

【10月歌舞伎】

くろごちゃんが「筑波山ガマまつり」で成功祈願!
筑波山名物「ガマの油売り口上」に乞うご期待!

 10月歌舞伎公演『天竺徳兵衛韓噺(てんじくとくべえいこくばなし)』の成功祈願のため、くろごちゃんが茨城県つくば市で開催された「第71回筑波山ガマまつり」を訪ねました。

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(⌒v⌒):みんな、くろごちゃんだよ。今回は、10月歌舞伎公演の成功祈願のため、茨城県の筑波山神社にやってきたよ。「筑波山ガマまつり」は、「ガマの油」を生み出したといわれる光誉上人(こうよしょうにん)の供養と商売繁盛を祈願して、毎年開催されているお祭だよ!

付き人:そう言えば、さっき通った門前通りでは、カエルのマスクをかぶって走る「ガマレース」も開催されていたね。まさにカエル尽くしのお祭! ところで、くろごちゃん、「ガマの油」って何?



「ガマの油売り口上」第20代名人
永井兵助(金野龍一)名人と記念撮影

(⌒v⌒):「ガマの油」は、江戸時代に傷薬として用いられていた軟膏(なんこう)なんだ。侍の格好をした行商人が、小気味のいい口上を述べながら売っていたんだよ。口上の一節によると、鏡張りの箱に入れられたガマガエルが鏡に写った自分の姿にビックリしてタラーリ、タラーリと脂汗を流すので、これを煮詰めて「ガマの油」を作るんだって。

付き人:えっ、本物のガマの脂汗なの!?

(⌒v⌒):実際には、ガマの脂汗は使われていないよ。でも、戦前に筑波山で売られていた軟膏「ガマの油」には、ガマガエルが分泌する「蟾酥(せんそ)」が使われていたとか。

付き人:どんな効き目があるの?

(⌒v⌒):蟾酥には、強心作用や鎮痛作用があると言われていて、漢方薬にも用いられているんだ。あっ、そろそろ口上の実演が始まるみたいだよ!

付き人:あっ、くろごちゃん、待って~(汗)



永井名人による「ガマの油売り口上」の実演

(⌒v⌒):(実演がおわり)あ~、面白かったね! この「ガマの油売り口上」は、つくば市の無形民俗文化財にも認定されているんだ。

付き人:ぜひ、この名調子を劇場へお越しのみなさんにも味わってほしいなあ。

(⌒v⌒):なんと! 今回の公演期間中(一部日程)に劇場ロビーで、筑波山ガマ口上保存会さんの協力のもと、実演をしていただけることになったんだ!

付き人:えっ、そうなの? 舞台のガマの妖術とともに、必見のパフォーマンスだね!?

(⌒v⌒):芸術の秋に、ぜひ劇場に遊びに来てね!



筑波山ガマ口上保存会の皆さんと記念撮影

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 筑波山名物「ガマの油売り口上」の実演は、10月2日(水)、6日(日)、11日(金)、13日(日)、18日(金)、20日(日)、26日(土)の7回限定です。いずれも開場時・休憩時に予定しています。このほか、10月歌舞伎公演の期間中のイベント情報は、こちらをご覧ください。


 10月歌舞伎公演『通し狂言 天竺徳兵衛韓噺』
2日(水)~26日(土)
12時開演
※ただし、11日(金)・18日(金)は午後4時30分開演


チケット予約開始は9月6日(金)午前10時
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