2023.06.05「『初代国立劇場さよなら記念』トークイベント第2回 文楽人形遣い・吉田玉助と国立劇場」が開催されました

5月10日(水)に、銀座蔦屋書店にて「『初代国立劇場さよなら記念』トークイベント第2回 文楽人形遣い・吉田玉助と国立劇場」が開催されました。このトークイベントは、10月31日まで開催中の「初代国立劇場さよなら記念フェア」に関連した全4回の企画です。
第2回は、5月文楽公演『菅原伝授手習鑑』『夏祭浪花鑑』に出演の吉田玉助氏をゲストにお迎えしました。



▲国立劇場での思い出を語る吉田玉助


舞台稽古終了後『夏祭浪花鑑』で遣う一寸徳兵衛の人形とともに会場に駆け付けた玉助氏は、国立劇場開場の昭和41年(1966)生まれ。10代で初めて国立劇場の舞台を踏んだ時の驚き、昭和の大名人の思い出、長い苦しい修業時代を経て玉助襲名披露に至るまでの思い出が語られました。聞き手を務めた舞台写真家・小川知子氏による玉助氏の舞台写真を見ながら、小劇場での文楽公演を懐かしく振り返り、最後に、文楽の舞台裏の写真を玉助氏が解説する「小劇場バックステージツアー」をお楽しみただきました。



▲(左から)小川知子(舞台写真家)、吉田玉助



▲銀座蔦屋書店 会場の様子


「閉場後も東京での文楽公演をどうかよろしくお願いいたします」という玉助氏の懇願に会場からは大きな拍手が起こりお開きとなりました。


次回のイベントもどうぞお楽しみに。


また、フェア期間中、銀座蔦屋書店でも、初代国立劇場さよなら記念グッズや書籍等をご購入いただけます。気軽にお立ち寄りください。


銀座 蔦屋書店|初代国立劇場さよなら記念フェア

https://store.tsite.jp/ginza/event/humanities/31013-1153450105.html
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