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国立演芸場

演芸資料展示室 演芸資料展 見世物の「近代」—開国から明治の時代

演芸資料展示室 お客様へのお願いと感染症対策への取り組み

新型コロナウイルス感染拡大予防のため、ご観覧にあたり、お客様にはご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
開室日、開室時間等につきましては、以下でご確認のうえ、ご来場くださいますよう、お願いいたします。

お客様へのお願い

  • ・次に記載するお客様のご来場は、ご遠慮いただきますようお願いいたします。
  • 新型コロナウイルス感染症陽性とされた者との濃厚接触者であるお客様
  • 37.5度以上の発熱や咳、喉の痛みなどの症状があるお客様
  • 過去2週間以内に感染が引き続き拡大している国・地域への訪問歴があるお客様
  • ・入場時に検温を行います。37.5度以上の発熱があるお客様の入場はご遠慮いただきます。
  • ・マスクを着用し、咳エチケットにご協力をお願いいたします。マスクを着用でないお客様の入場はご遠慮いたただきます。
  • ・手洗いや手指消毒にご協力をお願いいたします。
  • ・入場時に氏名・連絡先等のご記入をお願いいたします。当劇場で新型コロナウイルス感染症の発症の疑いが生じた場合のご連絡と、保健所などへの情報提供のみに使用し、目的外には使用いたしません。
  • ・お客様同士の距離をできるだけ2メートル取るように心がけ、会話を控えて静かにご観覧ください。
  • ・展示物及び展示ケース、使用を中止している機器等には手を触れないでください。
  • ・なお、入場の際、感染拡大防止のため、健康状態のチェックにご協力をお願いします。
  • 「ヘルスチェックシート」はこちらです。
  • 上記各事項にご協力いただけない場合はご入場をお断りする場合があります。

施設側の予防対策

  • ・スタッフは毎日検温を実施し、健康状態を確認します。
  • ・お客様とスタッフの健康・安全を考慮し、スタッフはマスクや手袋を着用します。
  • ・受付にはアクリル板若しくは透明ビニールシートを設置します。
  • ・劇場出入口に消毒液を設置します。
  • ・場内の清掃・消毒・換気を徹底します。
  • ・お客様同士の間隔があけられるよう入場者数を制限します。
  • ・来館者・スタッフが発症した際は保健所と適切に連携して対応するとともに、必要に応じ、ホームページなどでお知らせします。
  • 皆様のご理解とご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

  • 国立劇場調査養成部調査資料課

演芸資料展 見世物の「近代」—開国から明治の時代

開国から明治の時代の日本へは、海外からの人、モノ、技術、文化が大波となって押し寄せた。それ以前の「鎖国」下にあっても、中国またオランダとの長崎貿易などを通じた海外文物が限定的に入っていたが、開国以降のとくに横浜へは、欧米各国からの製品、世界各地の産品、西洋文物が堰を切ったように大量に流れ込み、日本の「西洋化」「西洋的近代化」が急速に進められていく。

庶民娯楽である見世物の世界も、同じ流れのなかに置かれた。開国により、外交使節だけでなく民間人が来日できるようになったことは重要であり、早くも元治元年(1864)の横浜居留地ではアメリカ人興行師が曲馬興行をおこなっている。開国はまた珍しい異国の動物を次々ともたらし、舶来動物の見世物が興行界をにぎわす。明治期に各国からやってきた西洋曲馬・サーカスは見世物の新しい華となり、その影響を受けながら日本のサーカスが生まれていく。ほかにも新奇な欧米の見世物が続々と来日して注目をあび、ときにそれは歌舞伎の題材ともなった。

一方、日本で慶応2年(1866)から一般人の海外渡航が可能になると、最初に旅券(旅券番号1〜18)を取得して横浜から出航したのはじつは曲芸師の一団であり、その後も多数の日本人曲芸師と見世物関係者が海を越え、主として欧米で活躍した。のちには、海外体験を経た「洋行帰り」の者たちが明治の興行界で活躍する。

こうして見世物もまた、海外との相互交流のなかで「西洋化」の荒波の時代を生き、その姿を変容させていった。見世物の「近代」を見つめることで、私たちが拠って立つ過去の時代と文化を少しでも知っていただければ幸いである。

展示監修:川添裕(横浜国立大学教授)

会期 令和2年12月1日(火) ~ 令和3年3月21日(日)
開室時間 午前10時から午後5時
休室日 12月21・22・24~31日
1月1・8~10・21~31日
2月22・24・25・28日
場所 国立演芸場1階・演芸資料展示室
入場制限 8名以内 展示室内の混雑緩和のため
入場料 無料
※休室日は公演の都合により変更になる場合がございます。
※入場制限については、当面の間上記のとおりとさせていただきます。



主な展示資料

主な展示資料のご紹介です。展示資料一覧(PDF)のダウンロードはこちらから。

Ⅰ 開国前後の見世物

錦絵 浅草奥山生人形 安政2年 江戸・浅草奥山

錦絵 リズリーサーカス 元治元年 横浜居留地

絵番付 オランウータン 明治5年 京都・蛸薬師境内

錦絵 異国渡り大象の図 文久3年 江戸・西両国広小路

Ⅱ 明治を彩る外国見世物

錦絵 チヤリネ大曲馬御遊覧の図 明治19年 東京・吹上御苑




錦絵 上野公園風船之図 ボールドウイン氏 スペンサー氏 明治23年 東京・上野公園

絵番付 PANORAMA パノラマ 明治28年 東京・浅草日本パノラマ館

錦絵 世界無比不可思儀奇術 米国ウヲッシ、ノアトン社中 明治21年 東京・千歳座

Ⅲ 見世物の新たな展開

寄席ビラ 開花早学文 耶蘇教講議 帰天斎正一 明治初期 東京・浅草石浜亭カ

絵番付 古今無双 東洋奇術一大改良 ジヤグラー操一社中 明治21年 東京・浅草文楽座

絵番付 世界無比大奇術 松旭斎天一師 天二師 天勝嬢 明治44年 東京・明治座

演芸場のご案内

所在地 〒102-8656 東京都千代田区隼町4-1
TEL 03-3265-7411
最寄り駅 [地下鉄] 半蔵門線 「半蔵門駅」 1・6番出口より徒歩8分
有楽町線・半蔵門線・南北線 「永田町駅」 4番出口より徒歩5分