50周年記念公演ニュース

2016年04月28日

国立劇場開場50周年 記念事業発表記者会見を行いました

平成28年4月26日(火)「国立劇場開場50周年 記念事業発表記者会見」を行い、平成28年9月から平成29年3月にかけて行われる記念事業の概要を発表しました。

最初に、独立行政法人日本芸術文化振興会理事長 茂木七左衞門から「昭和41年11月に国立劇場が半蔵門の地に誕生してから、本年で50年という節目の年を迎えることになりました。当振興会では50周年を記念いたしまして、9月に式典および祝賀公演を開催いたします。そして9月の文楽公演から来年3月までの全ての自主公演を記念公演と銘打って行います。」と挨拶しました。
さらに「平成32(2020)年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた文化プログラムが本年10月より開催される予定でありますが、私どもではいわばその助走といたしまして、5月から各劇場において、外国人のための鑑賞教室を順次上演いたします。文楽公演を皮切りに、歌舞伎、能・狂言、組踊の鑑賞教室を“Discoverシリーズ”として日本語・英語・中国語・韓国語の4カ国語の音声ガイド等をご用意し、また各国大使もお招きして上演をする予定でございます。」「オリンピックの翌年、平成33年から国立劇場は大規模改修に入りますが、平成36年の新生国立劇場の開場には大いにご期待いただきたいものと存じております。」とこれからの予定について紹介しました。

続いて、理事の平林正吉より「日本芸術文化振興会の沿革と事業概要」について説明し、さらに関係者を招き平成28年9月28日(水)に開催する「国立劇場開場50周年記念式典」の概要を説明しました。続いて、理事の大和田文雄より、三大名作の一つ『仮名手本忠臣蔵』の全段を、歌舞伎では10・11・12月の3ヵ月にわたって、文楽では12月公演にて通して上演するなど、歌舞伎、文楽、舞踊、邦楽、雅楽、声明、民俗芸能、琉球芸能、特別企画の各公演についての説明を行いました。最後に、理事の水野英二より、平成28年11月26日(土)~平成29年1月28日(土)東京日本橋・三井記念美術館で開催される「日本の伝統芸能展」を初めとする「記念展示」、「公演記録鑑賞会」、記念事業期間中に4回開催される「伝統芸能サロン」や大劇場ロビーでの「国立劇場ポスター展」などの企画について説明を行いました。

※記念公演については、こちらのページをご覧下さい。

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