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能「松浦佐用姫(まつらさよひめ)」の主人公・佐用姫は、古代の肥前の国松浦(現在の佐賀県唐津市)にいたとされる伝説の人物。 古くは『万葉集』や『肥前国風土記』などに見られる佐用姫の伝説は、時代とともにさまざまに形を変え、その最期は、狭手彦の形見の鏡を抱いて川に沈んだとも、夫の船を追ってたどり着いた加部(かべ)島で、悲しみのあまり泣き伏したまま石となったとも伝えられています。 |
![]() 佐用姫像(唐津市・鏡山) |
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![]() 鏡山から松浦潟を望む |
能「松浦佐用姫」は、昭和38年に25世宗家・観世左近が復曲初演し、その後世阿弥自筆本による復曲上演を経て、平成12年に26世宗家・観世清和により観世流の現行曲に加えられ、新たなレパートリーとして定着しています。今回は、シテ・松浦佐用姫の霊を大槻文藏が勤め、この劇的な作品を情感たっぷりに演じます。美しい松浦潟を舞台に繰り広げられる切ない悲恋譚をどうぞお楽しみください! | |




























