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国立劇場

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無声映画と歌舞伎で『沓掛時次郎』が2倍楽しめる!

十五代目市村羽左衛門、大河内傳次郎、長谷川一夫、市川雷蔵、初代中村錦之助……。
映画や歌舞伎でさまざまに描かれた長谷川伸の名作が、この秋、国立劇場で―

俺も逢いてえ、逢ってひと言、
日頃思ってた事が打ち明けてえが―
未来永劫、もうおきぬさんにゃ
逢えねえのだ

    

十五代目市村羽左衛門(国立劇場所蔵)      大河内傳次郎(写真提供:マツダ映画社)

 股旅物の嚆矢となった長谷川伸の『沓掛時次郎』。昭和3年(1928)に発表されたこの作品は、その年に新国劇で上演された後、歌舞伎でも度々取り上げられてきました。また、翌4年、日活映画での上映を皮切りに繰り返し映画化されています。
国立劇場では、この人気作品を無声映画と歌舞伎の両方で取り上げます。
二つの公演で、斬った男の妻子を世話しながら放浪する博徒・沓掛時次郎の真心と哀愁をご堪能ください。

 9月特別企画公演『映像と語り芸 幻燈機が生んだ芸能』では、大河内傳次郎主演の作品を上映します。
活動弁士・澤登翠による語りと楽団・カラード・モノトーンの生演奏で、古き良き無声映画をお楽しみいただけます。

 
          澤登翠

9月特別企画公演『映像と語り芸 幻燈機が生んだ芸能』
【午後5時開演】「無声映画の夕べ」
 公演日:9月23日(土・祝)
 開演時間:午後5時開演(終演予定午後6時30分)※開場は開演の30分前の予定です。
 演目:お話        無声映画の魅力(活動弁士・澤登翠)
         無声映画 大学は出たけれど(小津安二郎監督)
                      沓掛時次郎
 料金(全席指定):2,500円(学生:1,500円) 好評発売中!


11月歌舞伎公演では、中村梅玉の沓掛時次郎、中村魁春のおきぬ、尾上松緑の六ツ田の三蔵ほかの配役で上演します。歌舞伎の舞台では41年ぶりで新しい生命が吹き込まれる名作に、ご期待ください。

  
       沓掛時次郎(中村梅玉)

11月歌舞伎公演『坂崎出羽守』『沓掛時次郎』
 公演期間:11月3日(金)~11月26日(日)
 開演時間:12時開演(終演 午後4時15分予定)
         ※但し、10日(金)・17日(金)は午後4時開演(終演 午後8時5分予定)
         ※開場は開演の45分前の予定です。
 料金(全席指定):12,500円~1,800円
               ※学生・障害者の方は割引がございます。
 チケット発売:電話・インターネット予約開始=10月6日(金)(午前10時~)
 窓口販売開始=10月7日(土)(営業時間 午前10時~午後6時)

【あらすじ】一宿一飯の義理で六ッ田の三蔵を斬った博徒の沓掛時次郎は、遺された三蔵の女房おきぬと息子の太郎吉を助けて旅を続けるうち、いつしか二人に愛情を抱きます。おきぬは三蔵の子を身籠っていましたが、病床に就きます。堅気になったものの貧苦に喘ぐ時次郎は、金策のため、一度限りという条件で喧嘩の助っ人を引き受けます。果たして、時次郎とおきぬ母子の運命は……。人生の裏街道を歩く男の真心と哀愁が、人間味に溢れた描写で綴られています。

【長谷川伸】(1884~1963) 横浜市太田日の出町生まれ。大正11年(1922)『サンデー毎日』に『天生殺人鬼』を発表。同13年『新小説』に長谷川伸の筆名で『作手五左衛門』、『夜もすがら検校』を立て続けに発表、出世作となる。昭和3年の『沓掛時次郎』が新国劇で上演された後、歌舞伎や新国劇を中心に戯曲を執筆し、『瞼の母』『一本刀土俵入』等の名作を生み劇作家としての地位を確立した。同時に、小説でも『紅蝙蝠』『戸並長八郎』が好評を得て、大衆文学を代表する作家となる。多くの後進を育成したことでも有名。

お問合せ先
国立劇場チケットセンター(午前10時~午後6時)
0570(07)9900/03(3230)3000[一部IP電話等]
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パソコンから http://ticket.ntj.jac.go.jp/
スマートフォンから http://ticket.ntj.jac.go.jp/m
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