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11月歌舞伎公演『通し狂言 神霊矢口渡』 初日を迎えました!

 11月3日(火・祝)、11月歌舞伎公演の幕が開きました。



公演期間中は、紅葉の飾りで皆様をお迎えいたします。


 『神霊矢口渡(しんれいやぐちのわたし)』は、南北朝時代の争乱を描いた軍記物『太平記』を主な題材としています。全五段の浄瑠璃作品で、武蔵国矢口の渡しで非業の最期を遂げた新田義興(にったよしおき)をめぐる人々が登場します。作者の福内鬼外(ふくうちきがい)とは、江戸時代の発明家・平賀源内の浄瑠璃作者としてのペンネームです。
 今回は、「由良兵庫之助新邸(ゆらひょうごのすけしんやしき)」を100年ぶりに復活します。大正4年(1915)に初代中村吉右衛門が勤めた新田の旧臣・由良兵庫之助に、当代の吉右衛門が挑み、『神霊矢口渡』に新しい命を吹き込みます。また、109年ぶりの「焼餅坂」と119年ぶりの「道念庵室」も復活し、単独でたびたび上演される「頓兵衛住家」を含めて、四幕構成の通し狂言として、お楽しみいただきます。

 敵の足利尊氏側が仕掛けた罠に落ち、新田家の当主・義興は討死。家老の由良兵庫之助は、新田の居城を足利家に差し出して降参します。その直前、兵庫之助の妻・湊、義興の御台所・筑波御前は城を脱出。重臣の南瀬六郎も若君・徳寿丸を守護して、城を落ちます。

 序幕「焼餅坂」では、落人となった湊(中村東蔵)と筑波御前(中村芝雀)、南瀬六郎(中村又五郎)と徳寿丸の二組の道中の様子が描かれます。

 二幕目「由良兵庫之助新邸」は、足利家に寝返った兵庫之助(中村吉右衛門)の屋敷が舞台。
 ここに、湊と筑波御前、続いて六郎が辿り着きます。やがて足利家の重臣・竹沢監物(中村錦之助)と家来・犬伏官蔵(大谷桂三)が、徳寿丸の首を差し出せと、兵庫之助に迫ります。そして物語は、思いも寄らない展開を見せます。

 足利家に追われる身である新田義興の弟・義岑(中村歌昇)と恋人・うてな(中村米吉)が匿われているのが、三幕目「道念庵室」。
 義岑は、義興の旗持ちだった道念(嵐橘三郎)から、兄の形見として中黒の白旗を渡されます。



 大詰「頓兵衛住家」。義岑とうてなは、渡し守頓兵衛(中村歌六)の家に宿を求めます。実は頓兵衛こそ、義興を死に追いやった張本人だったのです。
 そうとは知らずに頓兵衛の娘・お舟(中村芝雀)に招き入れられた義岑とうてな。お舟は義岑に一目惚れします。この後、頓兵衛・お舟父娘に下男の六蔵(中村種之助)が絡み、お芝居は世にも不思議な結末に向かって展開します。



 公演期間中、大劇場ロビー1階では、“矢口の渡し”があった大田区のご協力で、お芝居ゆかりの展示や観光案内が行われています。また、大田区の物産展も催されています。幕間のひとときにお楽しみください!



大田区所蔵の浮世絵の展示

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国立劇場11月歌舞伎公演『通し狂言 神霊矢口渡』は26日(木)まで上演しています。
名作に新たな光を当てた通し上演を、ぜひお見逃しなく!

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