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チャリティー歌舞伎公演 大盛況の内に終了しました!

大きな被害をもたらした東日本大震災より1年。
片岡仁左衛門らによる「東日本大震災復興支援チャリティー歌舞伎公演」が、4月25日(水)に名取市文化会館で、翌26日(木)に多賀城市文化センターで開催されました。

名取公演、多賀城公演ともに、大ホールの前に開場を待ちわびる長蛇の列が出来、熱気は最高潮。女優・藤村志保さんの司会の後、市川左團次の翁、中村梅枝の千歳、片岡愛之助の三番叟による『寿式三番叟』が、続いて片岡仁左衛門の山蔭右京、市川左團次の玉の井による『身替座禅』を上演。両日とも温かい拍手が鳴り止まず、公演は大盛況の内に終了しました。

『寿式三番叟』梅枝(左)と愛之助(右)
『身替座禅』仁左衛門(左)と左團次(右)

また、歌舞伎公演の前には片岡孝太郎によるレクチャーデモンストレーション「たのしい歌舞伎入門」が行われ、地元の中学生が参加。歌舞伎の歴史の説明に始まり、女方の舞踊と化粧の実演を見学。歌舞伎の音やセリフを体験するなど、歌舞伎の世界に親しみました。 特に名取公演では、震災で大きな被害を被った閖上(ゆりあげ)中学校の全生徒が参加。「歌舞伎は難しいと思っていたけれど楽しい」と貴重な体験を楽しんだようです。

くろごちゃんと司会の片岡孝太郎
学校の先生(男)が女方のメイクを体験しました

終演後、仁左衛門が本公演への思いを語りました。

片岡 仁左衛門

震災後、被災地を訪れたのは、今日が初めて。とにかく何かのお役に立ちたいという気持ちがずっとあり、これまでもさまざまな形で協力をさせていただきましたが、やはり被災地に赴き、現地の皆様にお芝居を観ていただくことが何より一番の使命と感じ、こうしてお伺いできたことをありがたく思っております。
幕があき、常磐津さんの「斯様に国土安全に、治まる御代のしるしとて・・・」の語りを聞いて、いつもはさして気にも留めぬ一節がぐっと胸にこたえました。
まだまだ、すべての皆様がお芝居を楽しむという状況にあるわけではないと思いますが、一日も早く、多くの方々が「芝居でも観よう」という気持ちになっていただけるように、心よりお祈りいたしております。

チャリティー公演への思いを語る仁左衛門
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