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国立文楽劇場

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【4月文楽公演】 プログラム(解説書)のご紹介

三大名作(『菅原伝授手習鑑』『義経千本桜』『仮名手本忠臣蔵』)に次ぐとされる傑作『妹背山婦女庭訓』を6年ぶりに通しで上演している4月文楽公演

舞台に向かって左側にも特別に床が設けられる「両床」の演出と、華やかでシンメトリックな舞台が注目の「妹山背山の段」を中心とする第1部、「十三鐘」「苧環」と奈良ゆかりの伝説を巧みに織り込んだストーリーの展開から目が離せない第2部、お客様にはそれぞれの部の魅力をご堪能いただいております!

201604Program

当公演のプログラム(解説書)をご紹介します。
作品のあらすじ・過去の舞台写真のほか、物語が作られた背景や見どころなどを解説した鑑賞ガイドのページ、寄稿文に加え、様々な企画ページもある盛り沢山な内容です。

◆寄稿文◆
毎回、様々な分野でご活躍されている方から、文楽や上演演目についての寄稿文をいただいています。

久我之助と大判事

 …橋本治氏 〈作家〉
  古典芸能に造詣が深く、文楽に関する著作や義太夫節の新作も手掛ける橋本治氏が、三段目「妹山背山の段」、とくに大判事と久我之助について考察を巡らし、これまでにご覧になった舞台の印象も交えながら、ドラマの核心に迫っておられます。

十三鐘を物語る
 …幡鎌一弘氏 〈天理大学教授〉
  第2部で上演される二段目は春日大社の神鹿殺しにまつわる「十三鐘」の伝説が下敷きになっており、その伝説の虚実や世間への伝播についてひも解かれています。伝説の舞台となった興福寺菩提院の鐘楼などの写真も掲載されています。

◆吉田文雀の引退に際して◆
   人形遣いで重要無形文化財保持者(人間国宝)の吉田文雀が3月に引退を発表しました。本人による挨拶文や芸歴・受賞歴とともに、代表作である役の舞台写真などを掲載しています。写真の中には、師である三世吉田文五郎との貴重なものもあります!

◆文楽入門 ある古書店主と大学生の会話⑤ 妹背山婦女庭訓◆
 …久堀裕朗氏〈大阪市立大学准教授〉
  古書店主人・竹田さんが近所の大学生・瑠璃ちゃんの素朴な疑問について、文楽マニアぶりを発揮して解説するやり取りがわかりやすく面白いと大好評の当連載も2年目に突入です。今回は『妹背山婦女庭訓』の成り立ちを中心に、竹田さんならではのトークが縦横に繰り広げられています。ご観劇の前に、ぜひご一読ください!

◆技芸員にきく◆

   出演者のインタビューページで、今回は鶴澤清治です。
   第1部のクライマックスといえる「妹山背山の段」の魅力や難しさ、過去の舞台の思い出などについての色々なお話とともに、本公演や今後への意気込みを伺いました。なんと、初舞台を記念して撮影された貴重な写真も掲載されています!


プログラムの表紙は、毎回その公演で実際に使われる人形の衣裳を撮影し、デザインしています。
今回は、天智帝が着用している、気品と格調の高さ溢れる柄の衣裳を使用しました。

さらに、プログラムには床本集がついています。
太夫が語る浄瑠璃を小冊子にまとめたものです。太夫と三味線の演奏を聴きながら参考にしたり、ご観劇後、舞台を思い出しながらじっくり読んで物語を味わうなど、文楽をより深く楽しんでみてはいかがでしょうか。


価格は、税込 650円。
国立文楽劇場内の売店で販売しています。(売店についてはこちらをご覧ください)

4月文楽公演は、4月24日(日)まで〔13日(水)は休演〕。皆様のご来場を心よりお待ちしております!

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