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【初春文楽公演】『新版歌祭文』野崎観音のご紹介


初春文楽公演第1部で好評上演中の『新版歌祭文』。「座摩社の段」での事件により、「野崎村の段」で油屋の丁稚久松は故郷・野崎村に戻されてしまいます。油屋の娘、お染は久松と恋仲で、「野崎参りに行く」という名目で家を出て、久松を追って野崎村にやって来ます。
この野崎参りとは、江戸時代に流行した野崎観音詣でのこと。本尊にちなみ、野崎観音として親しまれている福聚山慈眼寺(大阪府大東市野崎)を『新版歌祭文』ゆかりの地としてご紹介します。(写真撮影は1月13日)

野崎観音 野崎観音
JR野崎駅から野崎参道商店街を抜けると、野崎観音に通じる石段が見えてきます。長い石段を登る途中、甘い香りが漂ってきてふと見ると大きな紅梅の木。すでに八分咲きほどになっていました。





野崎観音は眺めの良い高台にあります。この日はあいにくの曇天でしたが、大阪市内のビル群まで見渡すことができました。

野崎観音
野崎観音
本堂
野崎観音
本尊の十一面観音菩薩像が安置されています。
野崎観音 野崎観音 新年らしく、境内には餅花が飾られていました。

境内の奥に、お染と久松の塚がひっそりと佇んでいます。その前の池のほとりには、小さな紅白の梅が寄り添うように植えられていました。

野崎観音 野崎観音

梅は『新版歌祭文』「野崎村の段」にも登場します。久松の養父・久作の家の前に白梅の木があり、久作が久松の奉公先へ出かける際、「取り分け今年は早う咲いたこの梅、何よりかよりよい土産」と手折るシーンがあります。また、この梅が久作の家の目印だと教えてもらったというお染と下女のやり取りも。

ご観劇とともに、こういった作品ゆかりの地を訪ねてみてはいかがでしょうか?
初春文楽公演は1月26日(火)まで〔15日(金)は休演〕。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
野崎観音
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