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国立文楽劇場

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【初春文楽公演】 プログラム(解説書)のご紹介

1月3日(日)、鏡開きで華やかに幕を開けた初春文楽公演。(鏡開きの様子はこちらからご覧ください)
お正月らしく飾り付けられた劇場は、連日大勢のお客様で賑わっています。

第1部は八代豊竹嶋大夫引退披露狂言『関取千両幟』、家族の情と切ない恋心が沁みる『新版歌祭文』、ユーモラスな舞踊『釣女』を、第2部は近松門左衛門作の『国性爺合戦』で、中国と日本を舞台に、韃靼国に滅ぼされた明国の再興を目指す人々のドラマをお楽しみいただいています。

プログラム

当公演のプログラム(解説書)をご紹介します。
作品のあらすじ・過去の舞台写真のほか、物語が作られた背景や見どころなどを解説した鑑賞ガイドのページ、寄稿文に加え、様々な企画ページもある盛り沢山な内容です。

◆寄稿文◆
毎回、様々な分野でご活躍されている方から、文楽や演目についての寄稿文をいただいています。

兆民の耳

 …松岡正剛氏 〈編集工学研究所所長〉
  幅広い知識とそれらを縦横に操る編集能力により「知の巨人」とも称される松岡正剛氏が、浄瑠璃作家の鷲見房子さんとのエピソードを交え、中江兆民と明治の義太夫について、そして文楽への思いを綴っておられます。

「関取千両幟」と大阪相撲
 …荻田清氏 〈梅花女子大学名誉教授〉
  第1部『関取千両幟』にちなみ、同作に登場する猪名川や千羽川のモデルとなった、江戸時代に実在した力士のことなど、当時の資料とともに大阪相撲について紹介されています。

◆豊竹嶋大夫引退に際して◆
本公演及び国立劇場二月文楽公演で引退する八代豊竹嶋大夫の挨拶文や芸歴・受賞歴のほか、昭和23年入門時からの思い出の数々を振り返り、文楽への思いを語るインタビューを掲載しています。本人提供の貴重な写真も必見です!

◆文楽入門 ある古書店主と大学生の会話④ 国性爺合戦◆
 …久堀裕朗氏〈大阪市立大学准教授〉
  古書店主人・竹田さんが近所の大学生・瑠璃ちゃんの素朴な疑問について、文楽マニアぶりを発揮して解説するやり取りがわかりやすく面白いと大好評の当連載も4回目を迎えました。今回は、第2部『国性爺合戦』を取り上げています。ご観劇の前に、ぜひご一読ください!

◆技芸員にきく◆

出演者のインタビューページで、今回は吉田玉也です。
最近数多く遣っている老役(ふけやく)の魅力や奥深さ、そして本公演第1部『新版歌祭文』で遣う親久作への思いを語っています。また、自身がついた三人の師匠、特に人形遣いとしての基本を叩き込まれたという吉田玉昇師匠の思い出など、貴重な話が次々と! 最後に、お客様への新年のメッセージもあります。


プログラムの表紙は、毎回その公演で実際に使われる人形の衣裳を撮影し、デザインしています。
今回は、第2部『国性爺合戦』で、和藤内が「千里が竹虎狩りの段」から着用している黒地に縄模様が印象的な衣裳を使用しました。

さらに、プログラムには床本集がついています。
大夫が語る浄瑠璃を小冊子にまとめたものです。大夫と三味線の演奏を聴きながら参考にしたり、ご観劇後、舞台を思い出しながらじっくり読んで物語を味わうなど、文楽をより深く楽しんでみてはいかがでしょうか。


価格は、税込 650円。
国立文楽劇場内の売店で販売しています。(売店についてはこちらをご覧ください)

初春文楽公演は、1月26日(火)まで〔15日(金)は休演〕。皆様のご来場を心よりお待ちしております!

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