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国立文楽劇場

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【浪曲錬声会】出演者からのメッセージ

関西浪曲界で活躍する若手の競演――、国立文楽劇場5月恒例の「浪曲錬声会」! 今年も5月25日(土)に開催いたします!

浪曲は節と啖呵(セリフ)を三味線に乗せて語る芸能。いわば一人和製ミュージカルなので、初めての皆様にも気軽にお楽しみいただけます。

出演の真山隼人・京山幸太・三原麻衣・京山幸乃が、公演にかける意気込みや抱負を語りました。

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真山隼人
(第1部『松浦の太鼓』・第2部『南部坂雪の別れ』)

浪曲錬声会は、14年前にこの公演に出演していた師匠の楽屋を訪ねて入門したという、私にとってはまさに原点とも言える会です。気を引き締めてつとめてまいります。
今回お聴きいただく『松浦の太鼓』と『南部坂雪の別れ』は、ちょっと背伸びした外題かと思うところもありますが、何事にも揺るがない不動の心でつとめられたらと思います。

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京山幸太
(第1部『弁慶五条の橋』・第2部『雷電と八角』)

19歳で入門し、浪曲錬声会で初舞台を踏みました。この5月で30歳、感慨深いです。
『弁慶五条の橋』は、長いバラシ(最後の節)が特徴です。節で聴かせることができるよう頑張ります。『雷電と八角』は定番の相撲ネタで、入門当初に覚えました。30代になって演じ方も変わってくると思います。精一杯つとめますので、応援よろしくお願いいたします。

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三原麻衣
(第1部『仲乗り新三』・第2部『三味線渡り鳥』)

浪曲錬声会に出演できることをひとつの目標に励んでおります。今年もこの舞台に立てますことに感激しております。昨年よりも成長したと感じていただけるよう、力を尽くします。
『仲乗り新三』と『三味線渡り鳥』をお聴きいただきます。どちらも、ならず者のお話。肩肘張って生きる男の、人には見せぬ切ない心情をも表現できるよう、精一杯頑張ります。

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京山幸乃
(第1部『吉良仁吉』・第2部『祐天吉松 喧嘩坊主』)

入門して5年が経ちました。師匠(京山)幸枝若の指導のもと、稽古を重ねてきました。この熱量がお客様に届くよう精一杯つとめます。
今回口演する『吉良仁吉』と『祐天吉松 喧嘩坊主』は、仁義に厚い男が啖呵を切り、自分の命を顧みず人を助ける、そういう格好良さをどこまで表現できるかが課題です。暑苦しいほど熱く口演したいと思います!


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近年、若手の活躍が目覚ましい関西浪曲界。熱意あふれるフレッシュな舞台を、どうぞお楽しみに!

浪曲錬声会
5月25日(土)
【第1部】 12時開演
【第2部】 午後3時開演

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