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国立文楽劇場

トピックス

【文楽プレミアムシアター】第16回「菅原伝授手習鑑」

 ~往年の珠玉の舞台がオンラインで蘇る!~
 過去の名演をオンラインでご覧いただける文楽プレミアムシアター。
 国立文楽劇場開場40周年記念のラストは、国立文楽劇場開場5周年で上演した「菅原伝授手習鑑」のうち茶筅酒の段・喧嘩の段・桜丸切腹の段を配信します!

 販売サイトがイープラス「Streaming+」に替わっています。

配信期間

①:令和7年3月  1日(土)11時 ~ 3月  7日(金)23時59分
②:     3月  8日(土)11時 ~ 3月14日(金)23時59分
③:     3月15日(土)11時 ~ 3月21日(金)23時59分
※視聴チケットの販売期間はいずれも配信最終日の1日前までです。
配信期間ごとに別途チケットが必要ですのでご注意ください。

演目 「菅原伝授手習鑑」茶筅酒の段・喧嘩の段・桜丸切腹の段(平成元年4月 国立文楽劇場)カラー・約100分
配役

【茶筅酒の段】
    竹本伊達太夫(五代)
    竹澤團七
 高音 鶴澤清太郎
【喧嘩の段】
    豊竹呂太夫(五代)
    鶴澤燕二郎(六代燕三)
【桜丸切腹の段】
  切 竹本越路太夫(四代)
    鶴澤清治

〈人形役割〉
 親白太夫:吉田玉男(初代)
 百姓十作:吉田玉松(三代)
 女房八重:桐竹一暢
 女房千代:吉田文昇(二代)
 女房春:桐竹紋壽
 舎人松王丸:吉田文吾(五代)
 舎人梅王丸:吉田玉幸(四代玉助)
 舎人桜丸:吉田簑助(三代)

視聴料金 3,000円(税込)
販売サイト 「Streaming+(ストリーミングプラス)」
https://eplus.jp/sf/streamingplus/play≫(外部サイト)
あらすじ 【茶筅酒の段】
 梅王丸、松王丸、桜丸ら三つ子の父四郎九郎は、主君菅丞相の領地佐太村の下屋敷を預かって御愛樹の松梅桜の世話をしています。七十歳を迎えた四郎九郎は菅丞相から白太夫という名をもらいましたが、主人の不幸を憚りささやかな祝いとして茶筅の先で酒をふった餅を配ります。三つ子の女房達から贈り物をもらった白太夫は、桜丸の女房八重と氏神詣に出かけていきます。
【喧嘩の段】
 白太夫たちと入れ違いに松王丸と梅王丸がやってきました。敵対する主君に仕える二人は言葉のやり取りから喧嘩となり、大切な桜の木を折ってしまします。
【桜丸切腹の段】
 氏神詣から機嫌よく帰ってきた白太夫は、折れた桜の木を見ても何も言いません。祝儀を述べた梅王丸と松王丸は、申し合わせたように願い事を書いた書面を差し出します。白太夫は、主君菅丞相のいる筑紫に行きたいという梅王丸の願いは聞き入れず、勘当を受けたいという松王丸の願いは受け入れます。松王丸夫婦と梅王丸夫婦は屋敷から追い出されますが、不信に思った梅王丸夫婦は木陰に忍び様子を伺います。一人残された八重がまだ来ぬ夫を案じていると、納戸から桜丸が現れ菅丞相失脚の責任を取り切腹すると言い出します。泣いて引きとめる八重のもとに、白太夫が刀をのせた三宝を持って現れます。今朝早く訪ねてきた桜丸から切腹の覚悟を聞き、祝儀が済むまで忍ばせておいたというのです。氏神詣の際に引いたくじの結果と折れた桜を見た白太夫は、これも定めと心を決めていたのでした。白太夫の打ち鳴らす鐘と念仏の中、桜丸は息絶えます。様子を窺っていた梅王丸夫婦が桜丸の後を追おうとした八重を止めに入ると、白太夫は後のことを二人に託し、菅丞相のいる筑紫へと旅立つのでした。

 

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