採用情報

先輩職員からのメッセージ(国立劇場営業部営業課営業係 J・Y)

採用年月 令和3年4月
出身学部 法学部 政治学科
所属部署 国立劇場営業部営業課営業係
簡単な業務内容紹介 学校や団体を対象とした団体観劇の営業

質問

入職を決めた理由を教えてください。

答え

 大学で新聞部に所属していた私は、大学新聞の文化面のチーフをしており、普段から広く文化・芸術に関心を持つようにしていました。ある時、友人が国立劇場の舞台に立つことがあり、初めて劇場で日本舞踊を鑑賞しました。友人の踊る「道成寺」を観た私は、舞台を身近に感じ、その素晴らしさに感動しました。もともと落語が好きなことも手伝い、伝統芸能の魅力を再認識する機会となりました。
 これらの経験を通じて、就活では伝統芸能を含むエンタテインメント業界を中心に企業研究を行いました。日本芸術文化振興会に惹かれたのは、大学時代に学んだ知識を活かしながら伝統芸能だけに留まらずエンタテインメント全体を支えることができると思ったからです。面接では専門的な知識を有している職員が多い印象で、ここなら自分らしい専門分野を見つけ、極めていけると感じ、入職を決めました。

質問

現在の仕事内容を教えてください。

答え

 私が所属している国立劇場営業部営業課では、学校や団体に対し団体観劇の勧誘を行っています。若手を中心に男女8名の職員がおり、普段は和気あいあいとしながらも時には熱く討論する、メリハリのある環境です。衣裳が目を引く演目は服飾系の学校に提案をしてみるなど、お客様となる団体に対してどのような提案をすれば興味を持っていただけるか、仲間と意見を出し、戦略を立てています。
 営業としてやりがいを感じるのは、初めて歌舞伎や文楽の舞台を鑑賞したお客様から「とても良かった」とお褒めの言葉をいただくときです。「次はこんな舞台が見たい」などメッセージを寄せてくださることもあり、大きなやりがいとなっています。

質問

今後の目標を教えてください。

答え

 今後、各現場で実務能力を磨くことはもちろんのこと、制度設計等を含めた法人全体を俯瞰できる業務にも興味があります。
 2年ほど前、団体のお客様から「貸切で歌舞伎公演鑑賞とセレモニーを行いたい」というご依頼があった際、お客様からの要望を踏まえつつ進めていく先輩の姿を間近で見ながら、私自身も企画全体に携わることができたことはとても有意義な経験となりました。そのとき、企画を成功に導くためには全体を捉える広い視野が必要だと改めて感じ、お客様にご提案する際は、広い視野を持つことを常に心掛けています。