国立劇場あぜくら会

イベントレポート

国立能楽堂開場30周年記念「あぜくらの夕べ」を開催いたしました

去る12月17日(火)、国立能楽堂開場30周年記念「あぜくらの夕べ」を開催いたしました。長年にわたって国立能楽堂を支えてくださったあぜくら会員の皆様に感謝の気持ちをこめた企画に、多くの会員の皆様がおいで下さり、当日会場は熱気に包まれました。

「三番叟 空木之式」 撮影/青木信二

上演は「三番叟 空木之式」と、狂言「咲嘩」の二演目。
「三番叟 空木之式」は、東京スカイツリータウンの開業を記念する「開闢(かいびゃく)の儀」で披露された三番叟です。特別な浄衣を身に付けた三番叟の舞に30年を経た国立能楽堂が浄化されていくような雰囲気の中、会員の皆様とともに30年という節目を祝いました。
狂言「咲嘩」は、野村万作を主演に、太郎冠者狂言の名作を大いに笑い楽しんでいただきました。 参加の方からは「東京スカイツリーでしか上演されていない三番叟を観る、貴重な機会が得られ大変嬉しかった。萬斎さんの軽やかな舞と、裕基さんの若々しい舞がとても印象に残った。」、「万作さんの太郎冠者は本当に大好き。『咲嘩』で大笑いして、いい時間を過ごすことができた。」など、30周年の記念にふさわしい公演をご堪能いただきました。 現在、あぜくら会では、国立能楽堂開場30周年を記念して特別なキャンペーンを実施中です。
平成25年度国立能楽堂主催公演を3回以上ご購入いただいた会員の方全員に、オリジナルチケットケースをプレゼントいたします。(発送は全対象公演終了後)
詳細はこちら

(表面)
能装束を使ったデザイン
「金紅段枝垂桜尾長鳥模様唐織」
(裏面)
(裏面を開くと…)
謡本「湯谷」の詞章入り

キャンペーンは、平成26年3月まで。この機会にぜひ国立能楽堂で能・狂言をお楽しみください。
引き続き、国立能楽堂、あぜくら会をご愛顧くださいますようお願い申し上げます。

国立能楽堂トップ
あぜくら会ニュースに戻る