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あぜくらの夕べ 「復曲素浄瑠璃を聞く会」 -復曲の現場に立ち会う―
『勢州阿漕浦』平治住家の段 竹本文字久大夫 野澤錦糸

昨年9月の文楽公演で26年ぶりに上演された『勢州阿漕浦(せいしゅうあこぎがうら)』は皆様の記憶に新しいと思いますが、「平治住家(へいじすみか)の段(だん)」の中で、後半の山場となる場面がカットされておりました。これは長い間どのような曲か不明で上演されてこなかったためです。このたび9月の文楽公演終了後に偶然発見された三味線の朱(三味線の楽譜)をもとに、9月の公演で「平治住家の段」の三味線を勤めた野澤錦糸の手によって、カットされた部分を復曲することになりました。
 復曲後初めて公開することになりますこの試演の場に、あぜくら会の皆様を特別にご招待して、新たな「平治住家の段」をお聴きいただきます。試演の後には、演奏をしたお二人にお話をお聞きします。皆様のご来場を心からお待ちしております。

竹本文字久大夫
竹本文字久大夫

野澤 錦糸
野澤 錦糸

日 時 平成23年3月14日(月)
開場 午後5時30分
開演 午後6時30分
(終演予定 午後8時頃)
ゲスト 竹本文字久大夫 野澤錦糸
場 所 国立演芸場
お申込み方法 詳細は会報「あぜくら」2月号の15ページをご覧ください。 *お申込みはあぜくら会員の方のみとさせていただきます。
お問い合わせ あぜくら会事務局 03-3264-0555(営業時間:平日午前10時~午後5時)