歌舞伎公演ニュース

2018年7月12日

歌舞伎鑑賞教室、ご来場600万人突破!

 国立劇場では、昭和42年(1967)より歌舞伎鑑賞教室を毎年開催し、高校生を中心とする若い世代に、我が国が誇る伝統芸能である歌舞伎を普及してきました。第94回歌舞伎鑑賞教室『日本振袖始(にほんふりそではじめ)』を上演中の7月10日(火)にご来場者が累計600万人を突破しました。
 これを記念して、午後の部の終演後、セレモニーを行いました。

 まず、日本芸術文化振興会理事長・河村潤子がご来場のお客様へ「歌舞伎が今日まで長く伝えられてきたのは、演じる人と観る人とが、ともに受け継がれてきたからです。この歌舞伎鑑賞教室が今年で51年、本日600万人目のお客様をお迎えできたことを、ご出演の皆様、国立劇場スタッフ一同とともに嬉しく思っています。これからもぜひ、歌舞伎、日本の文化に関心を持ち続け、劇場にお越しください。」と挨拶しました。

 次に宮田亮平文化庁長官より激励の言葉が述べられました。
「素晴らしい歌舞伎を感動の中で味わっていただきました。皆さんのご両親やおじいさん、おばあさんも国立劇場で歌舞伎をご覧になったかもしれませんね。これからは、あなた達がこの先の50年を創っていくことになります。」

 続いて、600万人目のお客様の代表として鎌倉女子大学高等部の生徒さんに、『日本振袖始』出演中の中村時蔵と中村錦之助より記念品が贈呈されました。

 生徒さんは「歌舞伎を観るのは初めてでしたが、その迫力に圧倒されました。これからも日本の伝統芸能に触れていきたいと思います。」と話しました。

 最後に中村時蔵と中村錦之助がお客様にメッセージを述べました。
「600万人目ということで、3人の方々に記念品を差し上げましたが、今日ご来場くださったみなさま全員が600万人目だと思っています。私たちは舞台の上で命をかけて歌舞伎を勤めています。今日、初めて歌舞伎を観た方も多いと思いますが、また歌舞伎を観に来てください。観に来ないと食べちゃうぞぉ!」(時蔵)


 「素戔嗚尊を勤めましたが、ヒーローはなにもアベンジャーズばかりではありません。日本にもこういったヒーローがいます。『見たか、これが歌舞伎だ!』という精神で私達は歌舞伎を伝えようと思っています。みなさま、これからも歌舞伎をご覧ください。」(錦之助)


 今後も、より多くの方々に親しんでいただけるよう、時代に合わせて創意工夫を凝らし、国立劇場ならではの歌舞伎鑑賞教室を目指してまいります。

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7月歌舞伎鑑賞教室は、24日(火)まで

社会人のための歌舞伎鑑賞教室は13日(金)・20日(金)午後6時30分開演

親子で楽しむ歌舞伎教室は、16日(月・祝)、20(金)~24(火)午前11時開演/午後2時30分開演(但し、20日(金)は午後2時30分開演のみ)

神奈川公演は26日(木)・27日(金)
詳しくはチケットかながわのページをご覧ください。


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