7月6日(木)に国立文楽劇場友の会会員イベントとして「第113回文楽のつどい」バスツアーを開催しました。
今回は、夏休み文楽特別公演第2部『源平布引滝』の上演にちなみ、舞台となった滋賀県長浜市木之本町、竹生島や長浜市街地に赴き、作品にゆかりの深い場所を巡りました。また文楽研究家の高木浩志氏を講師にお迎えし、道中にて作品にまつわる解説を伺いました。
晴天の下、国立文楽劇場を出発し、バスで一路長浜市木之本町へと向かいました。
長浜市木之本町に到着後、丸三ハシモト株式会社さんで三味線の糸製造工程を見学しました。普通は見ることのできない製造工程を特別にご説明いただき、みなさん熱心に耳を傾けておられました。
その後、北国街道にある「すし慶」で昼食後、少しの時間ではありましたが木之本地蔵尊やお酒の蔵元、有名なサラダパン屋さんなどを散策し長浜へ向かいました。
いよいよ夏休み文楽特別公演のゆかりの地。いいお天気にも恵まれ2班に分かれて竹生島参拝や長浜市街散策などを楽しみました。
竹生島へは乗船し30分。本殿まで皆さま頑張って長い階段を上り参拝、そして綺麗な景色を楽しんでおられました。
長浜市街散策では大通寺や黒壁スクエア、曳山博物館などを巡られ楽しんでおられました。またちょうど大通寺で夏中法要が行われており、市街地に約100軒の露店が軒を連ねる「夏中さん(げちゅうさん)も開催されておりすごく賑やかな長浜市街地でした。
早朝からの移動などでお疲れではありましたが、帰りのバスの車内では文楽DVD鑑賞をお楽しみいただくなど、最後まで楽しいバスツアーになりました。
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