国立劇場の紋章は、奈良薬師寺の水煙よりデザインされたものです。
日本の伝統芸能の一大殿堂にふさわしく、笙(しょう)・笛(ふえ)・琴(きん)・箜篌 (くご)の楽器により、天女の妙音を奏でる楽天女が、中心に描かれています。
その周囲には、この六(りく)呂(りょ)の音律に乗って、虹のごとくたなびく、六流の天女の霓(げい)裳(しょう)=霓裳羽衣(薄絹などで作った、美しくて軽やかな衣裳。)を表現したものです。
国を代表する劇場の品位に、似つかわしい優美と、典雅を主調としたものです。
考案:吉田五十八氏(よしだいそや)建築家 1894年~1974年




























