50周年記念公演ニュース

2016年10月20日

国立劇場開場50周年記念12月歌舞伎公演 主な配役が決定しました!

 10月から3ヵ月にわたる歌舞伎公演は、国立劇場開場50周年を記念して、義太夫狂言の大作『仮名手本忠臣蔵』の全段を、完全通し上演でご覧いただいています。
 12月歌舞伎公演『通し狂言 仮名手本忠臣蔵』【第三部】の主な配役が決まりました!

 (主な配役)

  【八段目】「道行旅路の嫁入」
  本蔵妻戸無瀬    中 村 魁 春
  娘小浪       中 村 児太郎
 
 【九段目】「山科閑居の場」
  加古川本蔵     松 本 幸四郎
  妻戸無瀬      中 村 魁 春
  娘小浪       中 村 児太郎
  一力女房お品    中 村 歌女之丞
  由良之助妻お石   市 川 笑 也
  大星力弥      中 村 錦之助
  大星由良之助    中 村 梅 玉
  
 【十段目】「天川屋義平内の場」
  天川屋義平     中 村 歌 六
  女房お園      市 川 高麗蔵
  大鷲文吾      中 村 松 江
  竹森喜多八     坂 東 亀 寿
  千崎弥五郎     中 村 種之助
  矢間重太郎     中 村 隼 人
  丁稚伊吾      澤 村 宗之助
  医者太田了竹    松 本 錦 吾
  大星由良之助    中 村 梅 玉

 【十一段目】「高家表門討入りの場」「同 広間の場」「同 奥庭泉水の場」「同 柴部屋本懐焼香の場」
       「花水橋引揚げの場」
  大星由良之助    中 村 梅 玉
  大星力弥      中 村 米 吉
  寺岡平右衛門    中 村 錦之助
  大鷲文吾      中 村 松 江
  竹森喜多八     坂 東 亀 寿
  千崎弥五郎     中 村 種之助
  矢間重太郎     中 村 隼 人 
  赤垣源蔵      市 川 男 寅
  茶道春斎      中 村 玉太郎
  矢間喜兵衛     中 村 寿治郎
  織部弥次兵衛    嵐   橘三郎
  織部安兵衛     澤 村 宗之助
  高師泰       市 川 男女蔵
  和久半太夫     片 岡 亀 蔵
  原郷右衛門     市 川 團 蔵
  小林平八郎     尾 上 松 緑
  桃井若狭之助    市 川 左團次

 通し上演を締め括る12月【第三部】は、討入りを陰から支えた人物たちのドラマと、浪士の悲願達成となる討入りを上演します。
 八段目の舞踊「道行旅路の嫁入」は、力弥との生活に思いを馳せる小浪と温かく見守る戸無瀬の道中が綴られます。雪景色が印象に残る九段目「山科閑居」。今回は、由良之助が祇園の廓から帰宅する「雪転(ゆきこか)し」から上演します。娘を思う親心と武士としての義理との狭間で葛藤する本蔵の苦衷、本蔵の胸中を察した由良之助の深い思慮と討入りへの覚悟、生さぬ仲の戸無瀬と小浪の恩愛などが描かれます。武門の意地と人間の情愛が織り成す重厚なドラマです。十段目「天川屋(あまかわや)」の主人公は、由良之助の依頼で討入りの武具類を密かに調達した堺の商人・天川屋義平です。倅を人質に取られても武具を隠し通して「天川屋義平は男でござる」と叫ぶ名台詞は、義平の侠気(おとこぎ)を象徴しています。ついに、十一段目「討入り」で浪士は師直方との激しい立廻りの末に本懐を遂げ、「花水橋引揚げ」で物語は大団円を迎えます。
 幸四郎の本蔵、梅玉の由良之助ほか興味深い配役でお楽しみいただきます。

 討入り事件が起きた12月に上演する『忠臣蔵』の決定版を、どうぞお見逃しなく。

 

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