50周年記念公演ニュース

2016年08月17日

国立劇場開場50周年記念11月歌舞伎公演 主な配役が決定しました!

 10月から3ヵ月にわたる歌舞伎公演は、国立劇場開場50周年を記念して、義太夫狂言の大作『仮名手本忠臣蔵』の全段を、完全通し上演でご覧いただきます。
 11月歌舞伎公演『通し狂言 仮名手本忠臣蔵』【第二部】の主な配役が決まりました!

 (主な配役)

  【道行旅路の花聟】
  早野勘平      中 村 錦之助
  鷺坂伴内      坂 東 亀三郎
  腰元おかる     尾 上 菊之助
 
 【五段目】「山崎街道鉄砲渡しの場」「同  二つ玉の場」
  早野勘平      尾 上 菊五郎
  千崎弥五郎     河原崎 権十郎
  斧定九郎      尾 上 松 緑
  
 【六段目】「与市兵衛内勘平腹切の場」
  早野勘平      尾 上 菊五郎
  原郷右衛門     中 村 歌 六
  勘平女房おかる   尾 上 菊之助
  千崎弥五郎     河原崎 権十郎
  判人源六      市 川 團 蔵
  与市兵衛女房おかや 中 村 東 蔵
  一文字屋お才    中 村 魁 春

 【七段目】「祇園一力茶屋の場」
  大星由良之助    中 村 吉右衛門
  寺岡平右衛門    中 村 又五郎
  赤垣源蔵      坂 東 亀三郎
  矢間重太郎     坂 東 亀 寿
  竹森喜多八     中 村 隼 人
  鷺坂伴内      中 村 吉之丞
  斧九太夫      嵐   橘三郎 
  大星力弥      中 村 種之助
  遊女おかる     中 村 雀右衛門

 11月の【第二部】では、塩冶浪士の“その後”を取り上げます。
 早野勘平と恋人のおかるが辿る運命の悲劇、そして、師直への復讐の機会を窺う大星由良之助の苦衷が描かれます。
 五、六段目の勘平の演出における東京式の規範は、五代目菊五郎によって定着した音羽屋型です。浅葱色の紋服への着替え、縞の財布を確認する演技など、綿密に組み立てられた演出が勘平の複雑な心理を巧みに表現します。
 七段目では、討入りという大望を秘めながら遊興に耽る由良之助が、会話の相手に応じて様々な表情を見せます。忠臣としての性根と廓で遊ぶ男の色気を兼ね備えた由良之助。その演じ分けの工夫に俳優の個性を垣間見ることができます。
 菊五郎の勘平(五、六段目)、吉右衛門の由良之助ほか華やかな顔触れが揃いました。
 先人たちによって練り上げられてきた名場面の魅力をお楽しみください。

 10月【第一部】からの流れを受け、討入りの12月【第三部】に向け重要な登場人物たちのドラマが繰り広げられます。
 歌舞伎の歴史に残る貴重な舞台にご期待ください。

 

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